俺の知ってるラジオ体操どこいった! 超チャラいNHK公式「NHKムズムズ体操 第18」がウェイウェイすぎる
撮影現場に潜入してきました。
子どもからお年寄りまでみんなが知ってる日本の国民的体操「ラジオ体操」。そんな国民的体操を現代風に超チャラくした「NHKムズムズ体操 第18」が登場しました。しかも、日本放送協会(NHK)の公式です。
NHKの18歳応援プロジェク卜「ムズムズエイティーン」の一環として制作されたパロディー版ラジオ体操には、人気ティーンファッション誌モデルを中心とした「とにかく全員かわいい」でおなじみの5人組アイドル「夢みるアドレセンス」(夢アド)のほか、女子高生起業家として話題となった椎木里佳さんが高校卒業以来の制服姿で登場。さらにNHKの人気キャラクター「がんこちゃん」「どーもくん」「ななみちゃん」「はに丸」も加わり、カオスウェイウェイな体操を見せてくれます。繰り返しますがNHK公式です。
体操のお姉さん3人が並び、おなじみのピアノ伴奏から「腕を前から上にあげて大きく背伸びの運動から、はい!」といつものアレに「何だ、ただのラジオ体操か」と油断していると、突如EDM調のリズムに代わり、夢アドならぬムズアドメンバーが乱入。そうこうしているうちにDJどーもくんも登場し、キレッキレのDJプレイを披露しながらクラブのようになった空間で体操が始まります。
その後、がんこちゃんやはに丸、ななみちゃんらとともに、盛り盛り写真を撮るための「自撮りの体操」や、応用編の「写真で盛るための体操」、リア充に見える「イマドキ集合写真の体操」や「2人でハートを作る体操」、さらに「彼氏がいなくてもリア充に見える体操」など、今どきの高校生あるあるで構成された体操が繰り広げられます。
ねとらぼはこの撮影現場を直撃。ハイテンションな空間で撮影をこなしながら、がんこちゃんらが登場するたびに歓声ゲージMAXで喜んでいた夢アドメンバー。「ななみちゃんがカワイイ」「ななみちゃんゲットしたい」「私はがんこちゃん世代」などデレデレになりながら、本番ではシュールで面白い体操を真顔でやるギャップを見せていました。
撮影の休憩中、「わたしたちの世代が自然にやってることそのまま〜」と体操について話すのは、夢アドの荻野可鈴さん。「同世代の子にすごく共感してもらえると思う。わたしたちが分かるあるあるだらけ」だといいます。ちなみに、夢アドメンバーがムズムズするのは以下のようなときだといいます。
- 「シャーペンの芯が“バキッ”っと折れて書けなくなる時」(小林れいさん)
- 「コンタクトレンズを(目に)入れるときに、レンズが反対になっていて、少し時間がかかってしまう時にムズムズ」(志田友美さん)
- 「後ろにファスナーがあるタイプの服を着るときに全然着れなくて、凄くムズムズ」(荻野可鈴さん)
- 「早く18歳になりたくてムズムズ」(京佳さん)
- 「飲み物を買って、キャップが固くて開けれない時」(山田朱莉さん)
一方の椎木さんは今回、歌詞監修も担当。「ラジオ体操って朝学校でやったり、おじいちゃんおばあちゃんと一緒にやるものっていうイメージがあります。だから、NHK ムズムズ体操 第18では今っぽく、18歳の方が共感できる世界をできるだけ盛り込みました」と話し、「同世代の人にはぜひ見てほしいし、すぐ覚えられてまねできるのでやってみてほしい。『若者が全然分からない』と感じる上の世代の方にもみてもらって、話のきっかけにしてもらえれば」とコメントしてくれました。
実は椎木さん、夢アド荻野さんの大ファンで、以前別のイベントで出会ったときから親交があり、一緒に何かやりたいと思ってたのだそう。「基本、もうかわいい〜、の一言ですけど、夢アドさんは衣装も10代の子が本当に着ているようなおしゃれさ。10代の女の子から見ても「分かってるな」って」と同世代で共感できるアイドルとの共演を喜んでいます。
選挙権年齢の引き下げなど時事的にも話題の18歳。そんな世代の今が分かる「NHKムズムズ体操 第18」は、ムズムズエイティーン公式ホームページやNHK どーがステーション、YouTube公式チャンネルなどで公開されています。
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