ニュース
» 2021年07月07日 13時45分 公開

“平成の怪物”松坂大輔が現役引退 藤川球児、森本稀哲ら“松坂世代”のライバルから「大輔、お疲れ様!」

日米通算170勝の大エースでした。

[マンティー・チダ,ねとらぼ]

 埼玉西武ライオンズの松坂大輔投手が7月7日、今シーズン限りでの現役引退を表明しました。「松坂世代」と同世代の代名詞になるほど、一時代を築いた選手の引退にファンは驚きと寂しさを隠せません。「松坂世代」と呼ばれた選手や、ともに戦ったライバルが松坂投手へねぎらいのコメントを残しています。

 昨シーズンから古巣西武へ復帰していた松坂投手。2000年7月に「脊椎内視鏡頸椎(けいつい)手術」を受けていましたが、右手中指の感覚が戻らないとして、今シーズンは登板できない状態が続き、現役引退を決断。西武ライオンズの渡辺久信GMは球団を通じて「このような決断に至り、本人も大変悔しい思いをしています」との声明を発表しています。

 「昨年7月に手術を受け、それ以降もメットライフドームで勝利するということを目標に大輔自身、厳しいリハビリに耐えながらここまでやってきました。ぜひ皆さまには彼のことを引き続き、温かく見守っていただけますと幸いです」と松坂投手引退に際しコメント。松坂投手自身の体調面、精神面が回復した段階で会見を開く意向を示しています。

 松坂大輔 現役引退を表明した松坂大輔投手(画像は西武ライオンズ公式YouTubeから)

 “松坂世代”として阪神タイガースで活躍した藤川球児さんは7日、Twitterで「昨日は色々ありましたね…。松坂選手の引退については、彼の心が落ち着いた時にまた改めて」と松坂投手に配慮しつつコメント。同じく元日本ハムファイターズの森本稀哲さんは「俺らの世代を今まで引っ張ってくれました! 大輔、お疲れ様!」と長年世代を引っ張ったライバルをねぎらいました。

 ルーキーイヤーのオールスターゲームで松坂投手と先発で投げ合った、元読売ジャイアンツの上原浩治さんは「ついに来たか。誰もがいずれ引退はするけど、やっぱり寂しいなぁ」と率直な感想をツイート。「解説者、メディアの立場から、現役の大輔のピッチングを見たかった。周りからの目、手術など、想像が出来ないくらい大変だったと思うね。高卒、大卒で立場が違うって思いながら、いろいろ比べられたなぁ。おつかれ!」と引退を惜しみました。

 「長い現役生活お疲れ様でした」「最後にライオンズのユニフォームを着られた」「もう一度見たかったけど」とファンも松坂投手に激励や期待といったさまざまな感情が込められたコメントを多く寄せています。

 松坂投手は横浜高校在学時、球速150キロを超えるストレートと横に大きく曲がる高速スライダーを武器に「平成の怪物」として騒がれます。1998年の第70回選抜高等学校野球大会では、完成度の高い投球を披露して優勝すると、夏の第80回全国高等学校野球選手権大会では、決勝の京都成章高戦で59年ぶり史上2人目となるノーヒットノーランを達成するなど、圧倒的な活躍で横浜高校の春夏連覇に貢献しました。

 高校野球での活躍が認められて、ドラフト1位で西武に入団。プロ入り初先発初勝利を達成し、1年目から16勝を挙げて、両リーグ通じて高卒新人45年ぶりの最多勝、高卒新人初のベストナイン、新人王を獲得するなど投手のタイトルを独占しました。高卒新人史上初の新人から3年連続最多勝を達成し、2004年アテネ五輪野球日本代表の一員として銅メダルを獲得。2006年3月に開催された第1回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では大会のMVPを獲得。松坂投手は、エースとして日本代表をWBC初代王者へと大きく押し上げました。

 2006年のオフには、ポスティングシステムでメジャーリーグのボストン・レッドソックスへ移籍し、ピッツバーグ・パイレーツ戦ではメジャー初先発初勝利。移籍1年目から15勝、18勝と2シーズン連続で好成績を残しますが、2009年から右肩、背中と故障が続き、2011年4月には右ヒジに張りが生じて、トミー・ジョン手術を受けます。2012年8月にはメジャー通算50勝目を達成しましたが、成績は1勝7敗と振るいませんでした。

 その後、ニューヨーク・メッツで2シーズン過ごした後、2015年からソフトバンクホークスで日本球界へ復帰しますが、故障によりわずか1試合しか登板できず、2018年には中日ドラゴンズへ。中日では6勝をあげて、カムバック賞を受賞。しかし2019年の春季キャンプで右肩を故障して戦線離脱しました。7月に復帰を果たしますが、初回に8失点と厳しい登板内容となり、その年のシーズンオフに退団。昨シーズンから古巣の西武に復帰していました。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10

  1. /nl/articles/2107/23/news003.jpg ぬいぐるみを抱いて眠る保護子猫、寂しくなって……? 飼い主さんのもとへ行く姿がもん絶級にかわいい
  2. /nl/articles/2107/22/news018.jpg 【漫画】夫の買い置きを勝手に食べ、謝る妻だったが…… 思いがけない夫の愛ある言葉に「前世は仏様か?」の声
  3. /nl/articles/2107/23/news050.jpg 小学生に読書感想文の書き方教えるテンプレが最高にわかりやすい 学生時代に「欲しかった」と2万“いいね”
  4. /nl/articles/2107/22/news009.jpg 「私たち、どうして終わったんだっけ」―― 元カレと再会して本当の“別れの理由”に気付く漫画が切なくも心に刺さる
  5. /nl/articles/2107/22/news011.jpg リモートワークになったので田舎に移住してみたら…… ワケありなメイドさんと暮らすことになった漫画に「かわいい」「うちにも来てほしい」の声
  6. /nl/articles/2107/23/news014.jpg 「目がおかしくなりそうなぐらいアザラシの最中作っています」 まんまるでコロコロな「アザラシ最中」がずっと眺めていたくなるかわいさ
  7. /nl/articles/2107/23/news006.jpg シリアスなの? ギャグなの? 漫画「エスパー少女が花嫁を奪いにくる話」にツッコミが追いつかない
  8. /nl/articles/2107/22/news039.jpg 「ベンツが似合いすぎる」 矢沢永吉、28歳・ソロデビュー間もないころに買った愛車を披露 「やっぱ最高にセンスがイイ」の声
  9. /nl/articles/2107/23/news002.jpg 【なんて読む?】今日の難読漢字「蕩ける」
  10. /nl/articles/2107/22/news005.jpg 赤ちゃんウサギの世話をするハト 大きくなってもあたため続ける姿に愛があふれている

先週の総合アクセスTOP10

  1. 上野樹里、“娘”の誕生日に愛情たっぷり手作りオムライス公開 「がんばろうね ママより」と祝福メッセージ
  2. 石橋貴明&鈴木保奈美が離婚報告 今後は“事務所社長と所属俳優”として「新たなパートナーシップ」構築
  3. 元ブルゾンちえみ・藤原史織、最新ショットに反響 「更に痩せた?? 可愛すぎる」「素敵です!! 足細いですね」
  4. 「美容師人生の集大成を見せる」 タンザニアハーフ女子を縮毛矯正したら「美容師ナメてた」「人生変わるレベル」と360万再生
  5. 出勤時、妻にいつになく強く抱きしめられた夫→妻が家に帰ってくると…… 何気ない日常を描いた漫画にツッコミつつもジーンとする
  6. 怒られたシェパード、柴犬の後ろに隠れたけど…… でっかくて丸見えなしょんぼりワンコが応援したくなる
  7. 塚本高史、中2長女&小6長男の背の高さに驚き 「なんじゃこいつらの成長の早さは!」「俺身長抜かれるんか?」
  8. 「声出して笑った」「狂人度高くて好き」 自転車泥棒を防ごうと不吉そうな箱を自作→まさかの結末迎える漫画が話題に
  9. 石橋貴明の娘・穂乃香「お父さん大好き」 幼少期キスショット公開し「愛されてますね〜」「ステキな写真!」と反響
  10. 基地で生まれ育った子猫、兵士が足踏みすると…… まねをして一緒に行進する姿がかわいい

先月の総合アクセスTOP10

  1. 「産んでくれた親に失礼」「ちょっと我慢できません」 上原浩治、容姿批判のコラム記事に不快感あらわ
  2. ホワイトタイガー「あっ、落としてもうた」 うっかり子どもを落とした母と、落ちてゆく子どもの表情がじわじわくる
  3. がん闘病の大島康徳、肝臓に続いて肺への転移を告白 息苦しさに悩まされるも「大して成長してない」
  4. 「目パッチリです」 宮迫博之、最高難度の美容整形を決行 クスリ疑惑もたれたクマやほうれい線の一掃で“別迫”に
  5. 石橋貴明の娘・穂乃香「お父さん大好き」 幼少期キスショット公開し「愛されてますね〜」「ステキな写真!」と反響
  6. 大島康徳、ステージ4のがん闘病でげっそり顔痩せ 相次ぐ通院に「正直かなりしんどかった」
  7. 山に捨てられていたワンコを保護→2年後…… “すっかり懐いたイッヌ”の表情に「爆笑した」「かっこよすぎ」の声
  8. 「ブス、死ね」 りゅうちぇる、心ない言葉への返答が感銘を呼ぶ 「心もイケメン」「りゅうちぇるのおかげで自己肯定感上がった」
  9. 『はらぺこあおむし』の版元、毎日新聞の風刺漫画を批判 「おそらく絵本を読んでいない」
  10. 小林礼奈、4歳娘を連れて夕食中に客とトラブル 痛烈コメント受けて「私たち親子を悪にしたい人がいる」