猫にカリカリとウェットフード両方を与える理由は…… 猫愛あふれる理由に「ハッとした」「うちもやります」の声続々(1/2 ページ)
猫への愛があふれていました。
実家の猫に、カリカリごはんとウェットフードの2種類が同時に出されていたので、「わあ、豪勢だね」と言ったら――。猫への愛あふれる理由が明かされたエピソードがTwitterに投稿され、「参考になります」の声が集まっています。
ある日、たけのこスカーフ(@takesuka)さんが実家の猫「あむた」さんのごはんを見ると、カリカリごはんとウェットフードの2種類が同時に出されていました。種類が異なるごはんを用意するのはコストも手間もかかるため、「わあ、豪勢だね」と親に言ったところ、思わぬ答えが返ってきたのです。
それは「見送った猫たちが晩年カリカリが食べられなくなったとき、食べ慣れてないウェットフードを嫌がって点滴しかできずかわいそうだったから、何でも食べられるように育ててる」というもの。たけのこスカーフさんは、猫への愛情あふれるこの回答にハッとしたそうです。
猫は高齢になると歯も内蔵も弱ってしまい、それまで食べていたドライフード(カリカリ)が食べられなくなる子も出てきます。そのため柔らかく消化しやすいウェットフードや療法食に切り替えていく必要がありますが、食べ慣れていないごはんを拒否し、食事ができなくなってしまう猫ちゃんも。
たけのこスカーフさんの親はそんな事態を避けるため、若いうちからドライフードとウェットフードの2種類を同時に与えて、食べ慣れているごはんを増やそうと考えているのでした。
将来に備えて猫にドライフードとウェットフードの両方を与えることは、猫にとってプラスになるのか。ガイア動物病院(東京都杉並区)の院長 松田唯さんに話を聞きました。
ガイア動物病院 院長 松田唯(まつだゆい)
埼玉県生まれ。北里大学獣医畜産学部卒業後、千葉県内と東京都内の動物病院で勤務。
2019年7月、ガイア動物病院(東京都杉並区)開設、院長に。治療法や薬について分かりやすく説明し、治療法のメリット・デメリットを理解して飼い主様が選択できる診療を心掛けている。
――猫がドライフードを食べられなくなる場合に備えてウェットフードを並行して与えるのは問題ないでしょうか?
結論から言えば、問題ございません。食べた事がない、知らない食べ物を突然与えられても食べないというのは生き物としての防衛本能ですので、若くて元気なうちから与えておくのは良い事です。特に猫は新しいものを警戒する傾向があります。
余談かもしれませんが、猫は食べ物の何を重要視しているかという調査があり、それによると味はあまり重要視していないという事が分かっています。味よりも匂いや食感(カリカリの形や水分量)を優先しているようです。
そのため、匂いの強いものを好んで食べる傾向にあります。これを利用して、食欲がないときにはウェットフード(水分が多いものの方が匂いが強い)にし、人肌程度にあたためて与えるという手法を取る事があります。もちろん、猫の性格によっては食べないこともあったり、カリカリ(ドライフード)の方が好きだったりするので、絶対成功するとはいえませんが……。
――ウェットフードを定期的に与える際に、気を付けることを教えてください
ウェットフードは食いつきが良い事が多いのですが、デメリットもあります。1点目は歯周病になりやすいこと。歯にこびりつきやすいので、カリカリだけ食べている場合に比べて格段に歯石がつきやすく、歯周病の原因となります。歯磨きをしていれば問題はないですが、猫では性格的に難しい事が多いですよね。
2点目は、カリカリに比べてカロリーが高いことです。よく食べるからといって体重管理を怠ると、糖尿病や関節病の原因になるほど太ってしまいますので注意が必要です。
3点目は、ウェットフードに慣れてしまうとカリカリをあまり食べなくなることがあります。食べられるものを増やしたいという目的で与えたはずが、カリカリという選択肢を削ることになってしまうパターンがよく見られます。4点目は、ウェットフードはカリカリに比べて少々値段が高いので、食費がかかってしまいます。でも猫ちゃんが喜んで食べる姿のために、ついつい買ってしまうんですよね。
(了)
たけのこスカーフさんの投稿には、「私もハッとしました」「犬にも言えることですね」と目からウロコと感じた人からのコメントや、「ウチも朝はウエット、夜はドライです」「うちも仔猫の頃から、ウエット・ドライ、魚・鶏・牛など味を時々変えるようにした」など、さまざまな経験談が寄せられるなど、猫飼いの間で盛り上がりを見せています。
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