“がんが脳転移”の山川豊、病おしての歌唱姿がスタジオの涙呼ぶ……サバイバーの共演者「同志として死ぬ瞬間まで生きましょう!」(1/2 ページ)

すばらしかった。

» 2024年12月31日 10時00分 公開
[深戸進路ねとらぼ]

 肺がんで闘病中の演歌歌手・山川豊さんが12月29日、歌番組「オールスター合唱バトル 冬の名曲&今年のヒット曲を140人が熱唱3時間SP」(フジテレビ系)に出演。病をおしての歌唱に、共演者が涙する場面もみられました。

ステージ4の肺がんで闘病中の山川豊 山川さん(画像は山川豊公式Instagramから)

肺がんで闘病中

 山川さんは2024年1月に肺がんを公表し、治療に専念するため一時活動休止。4月から歌手活動を再開しましたが、10月には肺がんはステージ4で脳と脊髄に転移しており、手術が難しい状態であることを明かしていました。

 山川さんは同番組に演歌チームの一員として出演し、番組後半の2曲目のみ参加。1人遅れてステージに登場するとスタジオは沸き、さくらまやさんが「山川さんは闘病中ということもあり、2回目の曲だけの参加となります。療養の中、間を縫って練習に来てくださいました」と紹介すると、山川さんは「いきましょう」と一言で場を引き締めました。

肺がんをおして「オールスター合唱バトル」に出演した山川豊と演歌チーム 演歌チームとして出演した山川さん(画像は日本クラウン公式Instagramから)

多くの共演者が涙

 演歌チームは、MISIAさんの楽曲「Everything」を歌唱。山川さんはソロパートを担当するなど力強い歌声を響かせており、観客席には涙する共演者の姿が多くみられました。

 またパフォーマンス後には、演歌歌謡グループ「はやぶさ」の駿河ヤマトさんが「山川さんがどういう想いで合唱に立ち向かってくださったのか、ご自分の体だけでも大変なのに、1曲だけでも出てくださる。二度とお会いできないかもしれないと思ってて……」と大粒の涙を流しながら感極まった思いを語っています。

 また審査員の宮本亞門さんは、「実を言うとぼくもがんサバイバー。同志として、生きましょう! 死ぬ瞬間までお互いに生きましょう!」と激励。山川さんは真っ直ぐな瞳で、「はい! ありがとうございます!」と感謝を伝えていました。

視聴者も感動

 同番組の公式X(Twitter)では、山川さんがパフォーマンス後、チーム全員に声を掛ける特別映像を公開。視聴者からは、「本当に感動で胸が震えました」「山川さんの姿に感動しました。本当にありがとうございました」「2曲目は山川豊さんも参加して最高 思わず涙が出ました!!」「感動でずっと泣いてます! すばらしかったです」など大きな反響が寄せられています。

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2501/01/news004.jpg 巨大深海魚のぶっとい毒針に刺され5時間後、体がとんでもないことに……衝撃の経過報告に大反響 2024年に読まれた生き物記事トップ5
  2. /nl/articles/2501/01/news052.jpg ryuchellさん姉、母が亡くなったと報告 2024年春に病気発覚 「ママの向かった場所には世界一会いたかった人がいる」
  3. /nl/articles/2501/02/news027.jpg 【ハードオフ】2750円のジャンク品を持ち帰ったら…… まさかの展開に驚がく「これがジャンクの醍醐味のひとつ」
  4. /nl/articles/2401/18/news015.jpg 巨大深海魚のぶっとい毒針に刺され5時間後、体がとんでもないことに…… 衝撃の経過報告に「死なないで」
  5. /nl/articles/2501/02/news038.jpg 「どういうことなの!?」 ハードオフで13万円で売っていたまさかの“希少品”に反響「すげえ値段ついてるなあ」 
  6. /nl/articles/2501/02/news034.jpg 「脳がバグる」 ←昼間の夫婦の姿 夜の夫婦の姿→ あまりの激変ぶりと騙される姿に「三度見くらいした……」「まさか」
  7. /nl/articles/2501/01/news051.jpg 「衝撃すぎ」 NHK紅白歌合戦に41年ぶり出演のグループ→歌唱シーンに若年層から驚きの声 「てっきり……」
  8. /nl/articles/2412/31/news047.jpg 知らない番号から電話→AIに応対させたら…… 通話相手も驚がくした最新技術に「ほんとこれ便利」「ちょっと可愛くて草」
  9. /nl/articles/2501/01/news001.jpg 【今日の難読漢字】「手水」←何と読む?
  10. /nl/articles/2501/01/news048.jpg 「見間違いかと思った」 紅白歌合戦「ディズニー企画」で起きた“衝撃シーン”に騒然「笑った」「腹痛い」
先週の総合アクセスTOP10
  1. 東京美容外科、“不適切投稿”した院長の「解任」を発表 「組織体制の強化に努めてまいる所存」
  2. 大谷翔平、妻・真美子さん妊娠公表→エコー写真に“まさかの勘違い” 「デコピン妊娠?」「どう見てもデコピンで草」
  3. 「すごい漢字!」 YouTuberゆたぼん、運転免許証公開 「本名の漢字」に衝撃の声続々
  4. 「麻央さんにそっくり……」 市川團十郎の11歳息子・勸玄の成長ぶりに驚きの声 「大きくなってる!」「すでに貫禄がある」
  5. チェジュ航空社長、日本語で謝罪 犠牲者は170人以上との報道 公式サイトは通常のオレンジからブラックに
  6. 「スマホ入荷しました」 ハードオフ店舗がお知らせ→まさかの正体に大横転 「草しか生えない」
  7. 母「昔は数十人もの男性の誘いを断った」→娘は信じられなかったが…… 当時の“想像を超える姿”が2800万再生「これは驚いた」【海外】
  8. 毛糸で作ったお花を200個つなげると…… “圧巻の防寒アイテム”完成に「なにこれ作りたい……!!」「美しすぎる!」と100万再生【海外】
  9. 「思わず泣きそう」 シャトレーゼの“129円クリスマスケーキ”に衝撃 「すごすぎない!?」「このご時世に……」
  10. 「デコピンを抱き寄せたのはもしかして」 妻・真美子さん第1子妊娠発表で大谷翔平の発言と行動に再注目 「“もう帰る?”は気遣っていたのかも」
先月の総合アクセスTOP10
  1. ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  2. パパに抱っこされている娘→11年後…… 同じ場所&ポーズで撮影した“現在の姿”が「泣ける」「すてき」と反響
  3. 東京美容外科、“不適切投稿”した院長の「解任」を発表 「組織体制の強化に努めてまいる所存」
  4. ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
  5. 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
  6. イモトアヤコ、購入した“圧倒的人気車”が思わぬ勘違いを招く スーパーで「後ろから警備員さんが」
  7. 「何があった」 絵師が“大学4年間の成長過程”公開→たどり着いた“まさかの境地”に「ぶっ飛ばしてて草」
  8. フォークに“毛糸”を巻き付けていくと…… 冬にピッタリなアイテムが完成 「とってもかわいい!」と200万再生【海外】
  9. 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
  10. 鮮魚スーパーで特価品になっていたイセエビを連れ帰り、水槽に入れたら…… 想定外の結果と2日後の光景に「泣けます」「おもしろすぎ」