史上初、隊長が変身! 「ウルトラマンブレーザー」7月8日放送開始

主演に蕨野友也さん、メイン監督に田口清隆さん。

» 2023年04月21日 07時00分 公開
[ADAKENねとらぼ]

 ウルトラマンシリーズのテレビ最新作「ウルトラマンブレーザー」が、7月8日からテレビ東京系で放送されることになりました。新ヒーローに変身する主人公は防衛隊の隊長という、半世紀以上に及ぶシリーズ史上初の設定が4月21日に発表。これまでにないウルトラマンが見られそうです。

ウルトラマンブレーザー 「ウルトラマンブレーザー」7月8日放送開始

 主人公のヒルマ ゲントを演じるのは、「仮面ライダードライブ」のハート役など特撮ファンにもおなじみの蕨野友也さん。年齢は30歳で家庭を持つ一方、「SKaRD」の隊長として隊員たちをまとめつつ、時に隊員たちと上層部の板挟みになりながらも自ら最前線で敵に立ち向かうという、一部視聴者には身につまされそうな役どころ。大人の落ち着きの中にユーモラスを兼ね備えた蕨野さんの演技力に注目です。

 蕨野さんは「ウルトラマン。今も世界中で愛され続けている存在。子供の時は学校に被っていく赤白帽子を半分にして行き帰りの山の中でよくモノマネをしていました。あの頃は神秘的で圧倒的な強さだけが頭に残っていて、いつか自分も大切な誰かを守れる存在になりたいと感じていたのかもしれません。あれから数十年。私自身も結婚をし、まるで巡り合わせかのようなタイミングでウルトラマンブレーザーが私の所へ来てくれました。大人になった今、あの思い出への恩返しをしたい思います」と感慨たっぷりにコメントしています。

ウルトラマンブレーザー ヒルマ ゲント 蕨野友也 主人公で隊長のヒルマ ゲント役の蕨野友也さん
ウルトラマンブレーザー ウルトラマンブレーザー(身長47メートル、体重42,000トン)

 同作では、地球からはるか遠くの天体「M421」からやってきた、揺るがぬ正義感を持つヒーロー・ウルトラマンブレーザーが、ヒルマ ゲントの人の命を救うために力を欲する強い心と共鳴し一体化して活躍。ヒルマ ゲントは地球防衛隊が設立した特殊怪獣対応分遣隊「SKaRD(スカード)」の隊長という立場でもあり、ウルトラマンに変身する隊長、隊員、そして上官らが織りなすハートフルなヒューマンドラマを、シリーズならではの最新特撮技術を通して描くSF作品です。

特報動画

 またテーマとして掲げられているのは「コミュニケーション」。「人間とウルトラマン」「人類と怪獣・宇宙人」「戦場の戦士と会議室の司令官」「親と子供」など、それぞれの立場や思考の相違から生まれる対立を乗り越えて協調するために、気持ちを伝える対話がいかに大切かを明るく楽しいエンターテインメントとして描いていくとしています。

ウルトラマンブレーザー ブレーザーブレス 変身アイテム「ブレーザーブレス」
ウルトラマンブレーザー ブレーザーストーン ブレーザーブレスに装填(そうてん)する光の力を宿した結晶体「ブレーザーストーン」
ウルトラマンブレーザー アースガロン 特殊怪獣対応分遣隊「SKaRD」が使う主力巨大兵器「アースガロン」

 メイン監督には「ウルトラマンZ」以来となる田口清隆さんが登板。田口さんは、「Z」で軍事考証として参加し「ウルトラマントリガー」の脚本を努めた小柳啓伍さんとともにシリーズ構成も手掛けるとのこと。田口さんは「世界観からストーリー、人物造形にいたるまで、現実味を強く意識した本格サイエンスフィクションをスタッフ・キャスト一丸となって目指しました。ウルトラマンシリーズの監督をして10年、蓄積してきたモノをガンガン注ぎ込んでいます」と気持ちのこもったコメントを発表。「ウルトラマンギンガ」に始まるニュージェネレーションウルトラマンシリーズ10周年という節目の作品に期待がかかります。

ウルトラマンブレーザー 田口清隆監督 「現実味を強く意識したサイエンスフィクションを目指す」と語る田口清隆監督
製作発表スペシャルインタビュー動画

【あらすじ】

 世界的な怪獣災害の発生を受けて、世界各国は、地球の内外から攻めてくる怪獣や地球外生命体に対処するべく、1966年に地球防衛隊「GGF(Global Guardian Force)」を設立していた。

 自然破壊や温暖化が急激に進む現在。ある夜、宇宙甲殻怪獣バザンガが出現。地球防衛隊の掃討作戦は難航し、ヒルマ ゲントが率いる特殊部隊が絶体絶命の危機に陥る。その時、眩い光とともに謎の巨人が降臨。何十年も前から宇宙飛行士たちの間で噂されていた未確認大型宇宙人、コードネーム「ウルトラマン」だ。

 その後、司令部に呼び出されたゲントは突如、ある任務を言い渡される。それは、密かに組織されていた、特殊怪獣対応分遣隊「SKaRD(Special Kaiju Reaction Detachment)」の隊長就任。怪獣型の主力巨大メカ「アースガロン」を駆り怪獣災害に立ち向かう特殊部隊の指揮。それと同時に、バザンガの戦いで出現した「ウルトラマン」が排除すべき敵なのかを調べる任も命ぜられたゲントの脳裏に、遥か遠くの銀河…ブレーザーの眩い光の記憶が煌めく。

「俺が行く。」

 ウルトラマンブレーザーの光に包まれたゲント隊長は今、組織されたばかりの「SKaRD」に配属された個性豊かな隊員たちとともに、確かな勇気と揺るがぬ正義を胸とポケットに忍ばせ、怪獣たちとの新たな戦いの日々へと身を投じる!



(C)円谷プロ (C)ウルトラマンブレーザー製作委員会・テレビ東京

ADAKEN

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2404/25/news174.jpg 身長174センチの女性アイドルに「ここは女性専用車両です!!!」 電車内で突如怒られ「声か、、、」と嘆き 「理不尽すぎる」と反響の声
  2. /nl/articles/2404/26/news154.jpg 元「AKB48」メンバー、整形に250万円の近影に驚きの声「整形しすぎてて原型なくなっててびびった」
  3. /nl/articles/2404/21/news011.jpg 小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
  4. /nl/articles/2404/12/news174.jpg 築年数不明の平屋にある、ボロボロ床板をはがしてみたら…… 発覚したヤバい事実に「ビックリ!」「大丈夫でしたか?」心配と驚きの声
  5. /nl/articles/2404/26/news022.jpg ママの足にくっつく生後7カ月の赤ちゃん、甘えてるのかと思いきや…… 計算された行動と「ちいこい後ろ姿がかわいすぎ」て目が離せない
  6. /nl/articles/2404/25/news016.jpg 「電車の中で見ちゃダメ」「笑ったww」 実家からLINE「子ヤギがすばしっこくて捕まらない」→送られてきた衝撃姿が320万表示!
  7. /nl/articles/2404/25/news069.jpg “作画軽減ガンダム”をガンプラで作成 → 使用パーツも最小限の再現ぶりに「完全に一致」「部品軽減ガンダム」
  8. /nl/articles/2404/23/news090.jpg 誰も教えてくれなかった“裁縫の裏ワザ”が目からウロコ 200万再生のライフハックに「画期的」と称賛【海外】
  9. /nl/articles/2404/18/news134.jpg 21歳の無名アイドル、ビジュアル拡散で「あの頃の橋本環奈すぎる」とSNS騒然 「実物の方が可愛い」「見つかっちゃったなー」の声も
  10. /nl/articles/2404/26/news024.jpg 0歳赤ちゃん「(ママ来たっ!)」→喜びが抑えきれなくて…… 尊すぎるダンスが300万再生「心が浄化されていく」「朝から癒やされました」
先週の総合アクセスTOP10
  1. 小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
  2. 富山県警のX投稿に登場の女性白バイ隊員に過去一注目集まる「可愛い過ぎて、取締り情報が入ってこない」
  3. 2カ月赤ちゃん、おばあちゃんに少々強引な寝かしつけをされると…… コントのようなオチに「爆笑!」「可愛すぎて無事昇天」
  4. 異世界転生したローソン出現 ラスボスに挑む前のショップみたいで「合成かと思った」「日本にあるんだ」
  5. 【今日の計算】「8+9÷3−5」を計算せよ
  6. 21歳の無名アイドル、ビジュアル拡散で「あの頃の橋本環奈すぎる」とSNS騒然 「実物の方が可愛い」「見つかっちゃったなー」の声も
  7. 1歳赤ちゃん、寝る時間に現れないと思ったら…… 思わぬお仲間連れとご紹介が「めっちゃくちゃ可愛い」と220万再生
  8. 業務スーパーで買ったアサリに豆乳を与えて育てたら…… 数日後の摩訶不思議な変化に「面白い」「ちゃんと豆乳を食べてた?」
  9. 祖母から継いだ築80年の古家で「謎の箱」を発見→開けてみると…… 驚きの中身に「うわー!スゴッ」「かなり高価だと思いますよ!」
  10. 「ゆるキャン△」のイメージビジュアルそのまま? 工事の看板イラストが登場キャラにしか見えない 工事担当者「狙いました」
先月の総合アクセスTOP10
  1. フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
  2. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  3. 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
  4. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  5. スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
  6. 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
  7. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  8. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  9. がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
  10. 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」