Z世代トップロックバンド「マネスキン」が『BEASTARS』と再コラボ 日本アニメの大ファンだけに「ついに実現して、すごくハッピー!」

板垣巴留先生「日本の美味しいものを食べて下さいね」

» 2023年06月20日 10時00分 公開
[小西菜穂ねとらぼ]
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 イタリアのロックバンド「マネスキン」が、人気コミック『BEASTARS』とコラボレーション。最新ミュージックビデオ「TIMEZONE - BEASTARS for Maneskin (Animated Video)」が日本時間6月20日、全世界で公開となりました。

【TIMEZONE - BEASTARS for Maneskin (Animated Video)】

 マネスキンはローマ出身の4人組バンドで、かつて「ABBA」やセリーヌ・ディオンが優勝した欧州最大の音楽の祭典「ユーロヴィジョン・ソング・コンテスト2021」で栄冠に輝くと、ヨーロッパを飛び出しアメリカでも人気を獲得しグラミー賞新人賞にノミネート。次世代のロック界を率いる存在として高い注目を集めています。

マネスキン 伊ローマ出身の4人組バンド「マネスキン」(Photo Credits: Fabio Germinario)

 12月には控えた来日公演も発売早々にチケット完売で、日本文化にも関心の深いマネスキンのメンバーと国内ファンはまさに相思相愛の関係。特にヴォーカルのダミアーノ・デイヴィットは日本のアニメの大ファンとして有名です。ダミアーノのお気に入り作品のひとつは、擬人化された動物たちが複雑なサスペンスと人間ドラマを繰り広げる異色の物語で大ヒットした『BEASTARS』(板垣巴留(読み:いたがき ぱる) 作、週刊少年チャンピオン連載)。

 今回はダミアーノの熱い思いが結実し、全世界で1000万部以上の発行数を記録し、アニメ化もされた人気コミック作品と、同じく全世界で現在圧倒的な支持を受けているバントとの、ワールドワイドなコラボレーション映像が完成しました。オタク冥利(みょうり)に尽きるやつ。

 映像は、1月にリリースされ12カ国で1位を獲得したアルバム「RUSH!」収録のバラード曲「TIMEZONE」にのせて、コミック『BEASTARS』から数々の名シーンをピックアップし構成。歌詞を和訳した字幕も添えられています。

 恋人同士へのさまざまな困難や偏見等があっても、お互いの思いは決して離れないという楽曲の世界を、コミックの主人公であるレゴシ(オオカミ)とヒロインのハル(ウサギ)に投影し表現。レゴシとハルの葛藤が楽曲の世界観と重なり、お互いを盛り立て合う双方のファンに“エモい”コラボレーションになりました。

マネスキン×『BEASTARS』 板垣先生描き下ろしの直筆イラスト

 オープニングを飾る題字は板垣先生による最新描き下ろしイラスト。またエンディングにも2022年8月にバンドが初来日公演を果たした際に、先生が実際バンドと直接対面し、お互いにさまざまなアイデアを出しあい、描き下ろされたバンドとキャラクターのイラストが挿入されています。

マネスキン×『BEASTARS』 板垣先生が描いたバンドメンバーとキャラ共演のコラボイラスト
マネスキン×板垣巴留先生打ち合わせ模様時の映像

 今回のコラボについてマネスキンは、「今回BEASTARSとのコラボレーションがついに実現して、すごくハッピー! 僕たちの曲とコミックのシーンが融合して仕上がりにとても満足しているんだ」と納得のいく内容になったと太鼓判。「早くみんなにも見てほしいな。楽しんでくれることを心から願ってる」とのメッセージを送っています。

 また板垣先生も、「自分がまだがむしゃらだったときの作品が、マネスキンさんの歌に乗せてどんどん流れていくのを見ていて感慨深いというか、ありがたいなと思いました」とコメント。「皆さんにも楽しんで頂けたらいいなと思います。また12月に来日した際は、日本の美味しいものを食べて下さいね。居酒屋がおすすめです(笑)」と半年後の来日公演へ向けて愛を込めた私信も送りました。

【マネスキンについて】

「Rush!WORLD TOUR」

  • 東京 2023年12月2日(土) 有明アリーナ
  • 東京 2023年12月3日(日) 有明アリーナ
  • 東京 2023年12月5日(火) 東京ガーデンシアター

<問>クリエイティブマン 03-3499-6669

  • 兵庫 2023年12月7日(木) 神戸ワールド記念ホール

<問>キョードーインフォメーション 0570-200-888

【マネスキン「ゴシップ feat. トム・モレロ」(日本字幕ver)ミュージック・ビデオ】

https://youtu.be/1EpPKpOb78I

【ソニーミュージック公式サイト内マネスキン特設サイト】

https://www.sonymusic.co.jp/artist/maneskin/page/2023

【マネスキン最新アルバム『ラッシュ!』配信・購入サイト】

https://maneskinjp.lnk.to/Rush

【リリース情報】

マネスキン『ラッシュ!』 最新アルバム『ラッシュ!』絶賛発売中

日本盤CD

初回限定盤(SICP-6503-4)

価格:\4,000(税込)

2枚組 CD(オリジナル+LIVE盤)、スペシャル・ブックレット付

通常盤(SICP-6505)

価格:\2,640(税込)

【マネスキン・バイオグラフィー】

一昨年ヨーロッパ最大の音楽の祭典“ユーロヴィジョン・ソング・コンテスト2021”で優勝し、瞬く間に全世界でブレイクしたマネスキン(デンマーク語で「月光」の意)。ダミアーノ・デイヴィッド(vo)、ヴィクトリア・デ・アンジェリス(b)、トーマス・ラッジ(g)、イーサン・トルキオ(ds) から成るイタリア・ローマ出身のZ世代4人組バンド。

R&R、ラップ、レゲエ、ファンクなどの多彩な要素を、フロントマン・ダミアーノのソウルフルな声に織り交ぜたサウンドと、抜群のルックスを兼ね揃えた華やかなロック・スター然とした佇まいが特徴。ユーロヴィジョン優勝楽曲「ジッティ・エ・ブオーニ」、英語詞で独特のリズムがクセになる「アイ・ワナ・ビー・ユア・スレイヴ」といったオリジナル楽曲に加え、TikTokで再生回数が急上昇した、フォー・シーズンズのカヴァー曲「ベギン」の計3曲が世界各国でチャートイン。

2022年夏、初来日を果たし、サマーソニックでのLIVEパフォーマンス、また様々なメディア露出で、日本でも大きな話題を呼ぶ。本年1月にリリースした最新アルバム『ラッシュ!』はオリコン週間アルバムランキングでTOP10入り、洋楽アルバムランキングでは1位を獲得(共に2023年1月30日付)するなど、洋楽の新人アーティストとしては異例のヒット、さらに世界でも12か国でNo.1を記録し、今なおロングセラーとなっている。

世界中を熱狂させる圧倒的なライヴ・パフォーマンス、人々を魅了するセンセーショナルなメッセージ...その勢いはまだまだ止まる事を知らない。2月に開催された世界最大の音楽の祭典“グラミー賞”では、最優秀新人賞にもノミネートされるなど、新たなロック・アイコンが不在の昨今、ロック復活の狼煙を上げてますます全世界的に勢力を増していく彼らに今後も注目。

【マネスキンの代表曲をプレイリストで聴く】

https://lnk.to/Maneskin_MusicCN


【「BEASTARS」について】

擬人化された肉食動物と草食動物が共存する世界。

ある日、全寮制のチェリートン学園でこの世界では禁忌とされる、肉食動物が草食動物を食べてしまう“食殺事件”が発生してしまう。

異常事態に揺れる学園。いったい犯人は誰なのか。

時を同じくして、学園に通うハイイロオオカミのレゴシはドワーフウサギのハルに心を奪われる。彼女に抱いた感情は、恋なのか、食欲なのか。

国内主要マンガ賞4冠。珠玉の動物版ヒューマンドラマ。


「BEASTARS」(C)板垣巴留(秋田書店)2017

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