猫に暖房はいらない? 設定温度や留守中の注意点、寒さ対策を紹介(1/2 ページ)
寒さに弱いというイメージありますよね。猫のいる家庭で暖房器具を使う際の注意点など紹介します。
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今回はそんなペトコトメディアから猫にとっての暖房についてご紹介します。
著者:ペトコト編集部
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猫は暑さに強い一方、寒さに弱い動物です。寒い冬の間、お留守番の時は、愛猫のために暖房をつけっぱなしにするべきなのでしょうか? 今回は、猫のいる家庭で暖房器具を使う際の設定温度や注意点、寒さ対策などを紹介します。
猫にとっての暖房の必要性
猫種や個体差がありますが、猫は寒さに弱い動物のため暖房は必要です。
長毛の猫の場合でも寒さに弱い子はいるため、寒がっている場合は暖房をつけたり、暖かいベッドを用意してあげたりと、寒さ対策をしてあげましょう。
一方、猫の中でもスフィンクス猫といった毛がほとんどないような猫は寒さに弱いです。
そのため冬の間は洋服を着せたり、暖房を効かせたりして温度調整をしてあげる必要があります。
猫が嬉しい暖房の設定温度
愛猫のために暖房をつける時の設定温度は、20℃前後を基準に猫の様子を見ながら設定してみてください。
暖房器具に頼って室温を暖かく保とうとすると電気代もかかります。昔から「暖かいところ、涼しいところは猫に聞け」といわれるほど、猫は快適な場所を探すことに長けています。
室温はあまり暖めすぎず、防寒グッズを置いてあげる寒さ対策の方が合っています。
暖房器具を猫に使う時の注意点
部屋を暖めるにはエアコンやヒーターなど暖房器具を活用するのが一番早いでしょう。
しかし猫と暮らす環境で暖房器具を使う時は注意が必要です。
やけど
猫が触れたり近付けたりする距離にあるヒーターは、サークルで囲うなどして猫が近付けないようにしましょう。
誤って倒してしまうと大やけどを負う恐れがあります。
低温やけど
電気カーペットや湯たんぽ、カイロなどは触れ続けていると「低温やけど」になってしまいます。
通常のやけどは熱源に触れることによって皮膚の表面にダメージを負います。しかし、低温やけどは自分の体温よりも高い温度のものに触れ続けることによって、皮膚の奥からじわじわと悪影響が出てくるので完治までに時間がかかります。
ひどい場合は水ぶくれになることもあるため、猫がずっと湯たんぽやカーペットから離れようとしない場合は、定期的に離すようにしましょう。
極度な乾燥
暖房器具を使っていると室内は乾燥しやすくなります。猫の粘膜まで乾燥するとウィルスが体内に入りやすくなり、体調を崩すきっかけになります。
暖房器具を使用する際は、乾燥を避けるため、加湿器を併用するのもよいでしょう。
もし加湿器がない場合はバスタオルを濡らして室内に干しておくだけでも効果的です。
乾燥は、人間にとっても喉を痛めたり風邪を引くきっかけになったりするため、タオルを増やしたり加湿器を置いたりして意識的に乾燥を防ぎましょう。
火災
ヒーターの近くに衣類を置いておいたり、地震などによって倒れたりすると火災の原因になります。
特に猫だけが家に残るお留守番の時は、必ずヒーターや電気カーペットの電源は切るようにしましょう。
防寒グッズを置いておいても寒さが厳しそうな場合は、エアコンをつけておくことをおすすめします。
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