SNSで話題の猫漫画『もしもなんて来ないと思ってた猫』発売 全ての人に起こりうる「もしも」を描く感動作(1/3 ページ)
感動のラストが待っています。
もしも、飼い主の身に突然「何か」が起こったら、家に残された猫たちはどうなるのか―――。誰にでも起こりうる事態を描き、SNSで反響を呼んだ漫画『もしもなんて来ないと思ってた猫』が書籍化され、2月29日に実業之日本社から発売されました。
「もしもなんて来ないと思ってた猫」は、作者のオキエイコさんが自身のXアカウント(@oki_soroe)で約半年をかけて毎日1ページずつ更新し続けた、長編猫漫画。温かみのあるかわいいイラストとハラハラドキドキの展開が注目を集め、更新のたびに多くのコメントが寄せられた話題作です(関連記事)。
突然家に帰ってこなくなった飼い主。残された猫たちはどうする……?
漫画の主人公は、一人暮らしで猫2匹と暮らす会社員の凛(りん)。人付き合いが苦手な凛にとって、子猫のころから育てている三毛猫「マメ」と半年前に野良から保護した黒猫「クロ」はかけがえのない存在です。
いつも通り起き、おなかがすいた猫たちに食事と水をあげた凛は、お留守番にしゅんとする猫たちに「8時には帰るからね」「仕事頑張ってくるね」と声をかけ、会社へ出かけていきました。
しかし、その日凛が猫たちの待つ家に帰ることはありませんでした。凛は不慮の事故に遭い、なんと6日間も意識を失ってしまったのです。
猫たちは無事なのか……不安でいっぱいの凛
目が覚めた凛は、家で待っている猫たちのことを思い出し青ざめました。いつものように家に帰るつもりで出社したため、マメとクロの食事や水は1日分しか用意していません。1週間も放置していたら、猫たちはどうなってしまうのか……。
マメとクロの大冒険が始まる
その後、物語は時間をさかのぼり、凛を待つマメとクロの様子が描かれます。「こんなに帰って来ないなんておかしい、俺たちが探しに行こう!」と外の世界へ飛び出していく猫たち。お互いが大切なひとの安否を心配しながら探し合うストーリーは、どんな結末を迎えるのでしょうか。気になる続きは、販売中の書籍『もしもなんて来ないと思ってた猫』(A5判160ページ、1430円)をご覧ください。
作者のオキエイコさんはイラストレーター。自身も2匹の保護猫と暮らす愛猫家として知られ、日々の暮らしや漫画、活動情報などをTwitter(@oki_soroe)、Instagram(@soroe.handmade)で発信しています。保護猫をおうちに迎える体験を描いた漫画『ねこ活はじめました』や、もしものときに役立つ「ねこヘルプ手帳」も販売中です。
ねとらぼ生物部は今回の『もしもなんて来ないと思ってた猫』書籍化に伴い、オキエイコさんにお話を聞きました。
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