【獣医師監修】キジトラ猫ってどんな猫? 飼い主なら知っておきたい性格や体重、寿命の特徴まで徹底解説!(1/2 ページ)
キジトラ(キジ猫)の性格や特徴、サバトラとの違いなどついて獣医師が解説します。
ペットが幸せな一生を送るためのサービスや情報を提供するペトコトが運営するペットライフメディアから、大切な家族である愛犬や愛猫と、健康で幸せな人生を一緒に楽しむための知恵をお届けします。
ペトコトメディアは獣医師やトリマーをはじめ、100人以上の専門家が執筆。病気・しつけなどの専門知識から、ドッグカフェ・宿などのレジャーまで、信頼できる情報を幅広く伝えています。
今回はそんなペトコトメディアから「キジトラ(キジ猫)の性格や特徴」についてご紹介します。
著者:ペトコト編集部
獣医師やトリマーをはじめ、100人以上の専門家が執筆・監修し、病気・しつけなどの専門知識から、ドッグカフェ・宿などのレジャーまで、信頼できる最新情報を幅広くお伝えします。ペットフードについてはこちら。
キジトラ(キジ猫)は、猫の中でもよく見かけることが多い毛色です。キジトラは体の中に祖先からの血を色濃く引き継いでいる貴重な存在でもあります。今回は、キジトラの性格や寿命といった基礎知識から、サバトラとの違いなどを紹介します。
キジトラの基礎知識
英語表記 | brown mackerel tabby |
---|---|
寿命 | 15年以上 |
性格 | ツンデレな甘えん坊 |
特徴 | 美人が多い |
キジトラ柄の猫は、猫の中でも多い毛色です。キジトラは世界中に存在しているのは、キジトラが猫の基本色のためです。
キジトラの英語表記
キジトラは英語では「brown mackerel tabby(ブラウン・マッカレル・タビー)」といいます。
「茶色のサバ柄のトラ猫」という意味ですが、タビーは縞模様を持つ猫の総称です。
キジトラの寿命
キジトラは祖先の血を色濃く継ぎ、さらに雑種なので比較的丈夫な猫種です。
雑種の子は、生き残ってきた子の血を引き継いでいるため、純血種に比べると遺伝疾患や病気が少ないといわれています。
室内飼育をして健康な毎日を送れるようにすれば、猫の平均寿命である15年、もしくはそれ以上、長生きしてくれるでしょう。
キジトラは日本での飼育頭数で第1位
キジトラは猫の基本のため、数も多いです。
アイリスオーヤマの「猫の国勢調査(2019)」の「猫柄ベストテン」でもキジトラが飼育頭数第1位でした。
キジトラの歴史
人間との関係構築のきっかけ
現在ペットして飼われている猫の祖先は「リビアヤマネコ」であると考えられています。英語では「African Wildcat(アフリカン・ワイルドキャット)」ですが、中東の砂漠地帯に生息していました。
リビアヤマネコはもともと野生の猫でしたが、穀物を荒らすネズミなどを捕食し、重宝されたことから人間との関係が築かれていったようです。
イエネコとしての記録
イエネコとしての最古の記録は約9500年前にさかのぼります。イエネコとして確立したのが紀元前3000年ごろのエジプトであるとされ、壁画などにも残されています。
エジプトでは猫は神の使いとされ「バステト」という猫の女神もいるほど。エジプトではミイラ文化が栄えていましたが、猫のミイラも残されており、これを分析した結果、キジトラであることが判明しました。
当時のエジプトに存在していた猫のほとんどは、キジトラだったようです。
エジプトでイエネコとして固定された種が世界中に広まり、現在のペットとしての猫となっているのです。つまりキジトラは、祖先の血を色濃く残している猫といえるでしょう。
その後の突然変異や交配などによって、茶トラや白黒猫などの、他の柄が誕生したと考えられています。
キジトラの性格
キジトラは警戒心が強いため、なかなか心を許さないといわれています。しかし多くのキジトラを保護してきた筆者が感じるキジトラの性格は「ツンデレな甘えん坊」です。
猫の性格は種類によるというよりは、育った環境や個性によるところが大きいので一概には言えませんが、筆者が保護したキジトラは総じて甘えっ子が多いです。
いつもべたべたするタイプではなく、甘えるときは思いっきり甘えますが、その気が無いときは完全に冷たい態度をとられるのですが、そのギャップがまたかわいらしいのです。
キジトラの特徴
キジトラの毛色
茶色の毛に黒い縞模様があるのが特徴です。
地色の茶色がキジの色(メス)に似ているのでキジトラと呼ばれるようになりました。
微妙に濃淡のある茶色の地毛はキジの羽の色にそっくりです。
キジトラの毛色である茶色と黒の縞模様は自然界では見つけにくい保護色なのですが、その点も地味なキジ(メス)に似ているかもしれません。
キジトラの目の色
キジトラは野生であった頃の遺伝子を強く引き継ぐ猫のため、目の色はゴールドが多いとされています。
ライオンやトラなどのネコ科の野生動物の目の色も、ほとんどゴールドなのもそのためです。
現存しているキジトラは、人間との生活も長くなっているため、混血が進み、必ずしもゴールドであると限りません。緑色や緑がかったゴールドの瞳の子も多く見かけます。
キジトラの肉球
キジトラの肉球の色は黒です。キジトラの毛色の地色は茶色で縞模様の部分は黒く、白い毛はほぼありません。
これはメラニン色素が多いためです。そのため肉球も黒いのです。キジ白の子(地色が白で部分的にキジトラ模様)は、肉球がピンクや白とピンクの混合です。
ぷにぷにの黒い肉球は、光を反射している様子がよくわかるので、つるんと光って美しいです。
キジトラは長毛の子もいる
キジトラは一般的には短毛の子が多いですが、なかには長毛の子もいます。
洋猫の血が入っていると長毛になることがときどきあります。海外から持ち込まれた猫と交配した結果、さまざまな毛色の長毛の子が誕生するようになったと考えられます。
キジトラは美猫が多い
キジトラは猫祖先の血を色濃く継いでいるせいか、猫らしい顔立ちの子が多いようです。
目は大きくアーモンド形でつり上がり気味でこれぞ猫の目という感じです。丸い頭に大きな目で、キジトラには美猫が多い印象があります。
キジトラはオスもメスも多数いる
猫の毛色によっては、発現率がオスとメスでは違う場合があります。
三毛猫はほとんどメスしか存在せず、茶トラはオスが多いです。キジトラにはどちらかが多いという傾向はなく、オスもメスも同じくらい存在します。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
-
「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの行動”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」【大谷翔平激動の2024年 「家族愛」にも集まった注目】
-
「庶民的すぎる」「明日買おう」 大谷翔平の妻・真美子さんが客席で食べていた? 「のど飴」が話題に
-
60代女性「15年通った美容師に文句を言われ……」 悩める依頼者をプロが大変身させた結末に驚きと称賛「めっちゃ若返って見える!」
-
皇后さま、「菊のティアラ」に注目集まる 天皇陛下のネクタイと合わせたコーデも……【宮内庁インスタ振り返り】
-
71歳母「若いころは沢山の男性の誘いを断った」 信じられない娘だったけど…… 当時の姿に仰天「マジで美しい」【フィリピン】
-
新1000円札を300枚両替→よく見たら…… 激レアな“不良品”に驚がく 「初めて見た」「こんなのあるんだ」
-
藤本美貴、晩ご飯に手料理7品 多忙でも野菜とお肉たっぷりで反響 「お疲れ様です」「凄く親近感」【2024年の弁当・料理まとめ】
-
家の壁に“ポケモン”を描きはじめて、半年後…… ついに完成した“愛あふれる作品”に「最高」と反響
-
真っ黒な“極太毛糸”をダイナミックに編み続けたら…… 予想外の完成品に驚きの声【スコットランド】
-
「ほぼ全員、父親が大物芸能人」 奇跡的な“若手俳優の集合写真”が「すごいメンツ」と再び話題 「今や全員主役級」
- ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
- ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
- フォークに“毛糸”を巻き付けていくと…… 冬にピッタリなアイテムが完成 「とってもかわいい!」と200万再生【海外】
- 鮮魚スーパーで特価品になっていたイセエビを連れ帰り、水槽に入れたら…… 想定外の結果と2日後の光景に「泣けます」「おもしろすぎ」
- 「申し訳なく思っております」 ミスド「個体差ディグダ」が空前の大ヒットも…… 運営が“謝罪”した理由
- 「タダでもいいレベル」 ハードオフで1100円で売られていた“まさかのジャンク品”→修理すると…… 執念の復活劇に「すごすぎる」
- 母親から届いた「もち」の仕送り方法が秀逸 まさかの梱包アイデアに「この発想は無かった」と称賛 投稿者にその後を聞いた
- ある日、猫一家が「あの〜」とわが家にやって来て…… 人生が大きく変わる衝撃の出会い→心あたたまる急展開に「声出た笑」「こりゃたまんない」
- 友人のため、職人が本気を出すと…… 廃材で作ったとは思えない“見事な完成品”に「本当に美しい」「言葉が出ません」【英】
- セレーナ・ゴメス、婚約発表 左手薬指に大きなダイヤの指輪 恋人との2ショットで「2人ともおめでとう!」「泣いている」
- 「何言ったんだ」 大谷翔平が妻から受けた“まさかの仕打ち”に「世界中で真美子さんだけ」「可愛すぎて草」
- 「絶句」 ユニクロ新作バッグに“色移り”の報告続出…… 運営が謝罪、即販売停止に 「とてもショック」
- 「飼いきれなくなったからタダで持ってきなよ」と言われ飼育放棄された超大型犬を保護→ 1年後の今は…… 飼い主に聞いた
- アレン様、バラエティー番組「相席食堂」制作サイドからのメールに苦言 「偉そうな口調で外して等と連絡してきて、」「二度とオファーしてこないで下さぃませ」
- 「明らかに……」 大谷翔平の妻・真美子さんの“手腕”を米メディアが称賛 「大谷は野球に専念すべき」
- 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
- ドクダミを手で抜かず、ハサミで切ると…… 目からウロコの検証結果が435万再生「凄い事が起こった」「逆効果だったとは」
- 「母はパリコレモデルで妹は……」 “日本一のイケメン高校生”グランプリ獲得者の「家族がすごすぎる」と驚がくの声
- 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
- 「真美子さんさすが」 大谷翔平夫妻がバスケ挑戦→元選手妻の“華麗な腕前”が話題 「尊すぎて鼻血」