どう見ても枯れてる謎多き花“クレマチス”→バッサリ切って春を待つと…… わんさか咲かせる剪定術が「そういうことだったんだ!」「永久保存版」(1/3 ページ)
3タイプの剪定方法をわかりやすく解説。
人気のつる性植物「クレマチス」の剪定方法を解説する動画が、YouTubeチャンネル「ガーデンちゃんねる」に投稿されました。初心者の不安を解消する内容に「明確で分かりやすい」「私の永久保存版です」などのコメントが寄せられ、動画は記事執筆時点で4万6000回以上再生されています。
京都にある総合園芸店「まつおえんげい」(京都市西京区)の同チャンネルでは、植物のプロが園芸に関する情報を発信しています。数多くの品種が存在するクレマチスの剪定は大きく分けて、弱剪定・強剪定・中間剪定の3タイプがあるとのこと。
弱剪定
まずは、冬にあまり切らない弱剪定から紹介します。「ウィー・ウィリー・ウィンキー」といった旧枝咲きのクレマチスの剪定方法で、冬の時期に一見枯れているように見える茎の部分は生きており、切るのは枯れた葉っぱがついている部分のみ。つるは切らず、春に咲く花が見やすくなるように葉っぱの掃除をしておくといった感じで大丈夫とのこと。
葉がある付け根の部分に小さい花芽になる部分がありますが、見た目は「本当に咲くんだろうか?」と不安に思ってしまうような状態であることが多いとも伝えています。また大きくなってつるが伸びてもやることは変わらないとのことです。
強剪定
次の強剪定は、全てバッサリ切ってしまうという方法です。「エトワール・バイオレット」といった新枝咲きのクレマチスの剪定方法で、地面の生え際ギリギリから遠慮なく切ってあげるくらい強い剪定をした方がいいとしています。
カブが弱っている場合などの例外はありますが、基本的に新芽のあるなしは無視して「去年育ったつるはいったん無しにするような感じ」とのこと。1度リセットし、根っこから新たに出てくる新芽を育てるイメージです。
その理由としては、よくつるが伸びるタイプは、新芽が出過ぎると栄養が分散して春に花が咲きにくくなってしまうため。初心者だと勇気がいる強剪定ですが、冬に何も残さず切ってあげる方が花つきはよくなるようです。
中間剪定
最後の中間剪定は、伸びたつるの大体中間あたりから花が咲く、新旧両枝咲きのクレマチスの剪定方法。クレマチスは節々の部分から花が咲きますが、中間剪定では春に花が咲く新芽ができている位置をチェックして、新芽がない部分から先を切り、プラスで枯れている葉っぱを掃除します。
11月〜1月上旬くらいまでだとまだ芽の位置がわかりにくいため、明らかに見えるようになる2月上旬ぐらいからが剪定時期としていいとのこと。とはいえ、それより早い時期に、大体つるの真ん中あたりで切ってしまうという緩い剪定でも別に問題ないとしています。
ちなみに動画の最後では、自分が育てているクレマチスがどの剪定のタイプかわからない場合の、大体の判別方法についても触れています。これは「春1回目の花が何月に咲いていたか?」で判断し、4月までぐらいの早い時期なら多くの品種が旧枝咲き(弱剪定)。4月中〜中下旬なら中間剪定であることが多く、5月以降の気温が上がってから咲いた場合なら強剪定するタイプが多いと伝えています。早咲きほどつるを残すタイプが多く、遅咲きほど強い剪定になると覚えておくとよさそうです。
コメント欄では「冬でも葉が緑で残っているクレマチス」に関する補足情報もあるので、気になる人はチェックしましょう。
優しく丁寧に解説する同動画には、剪定方法で悩んでいた視聴者から「今日で解決しました!」「わかりやすい説明ありがとうございます」「私の永久保存版です」といった声が上がり、他にも「名札が無くなって何咲きタイプかわからないものの明確な見分け方を知ることができて助かりました!」「今回の説明がすごくわかりやすかったので、チャレンジしてみようと思います」なんて声も寄せられています。
YouTubeチャンネル「ガーデンちゃんねる」では、他にもバラの剪定や育て方解説動画が公開中。「まつおえんげい」の4代目・松尾祐樹さんの著書『NHK趣味の園芸 はじめてのバラ: 気軽に 楽しく 満開に!』はNHK出版から販売中です。
動画提供:YouTubeチャンネル「ガーデンちゃんねる」さん
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