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関東は昨日、今日と季節を進めたかのような寒さ。このまま季節は加速し、冬への歩みも早まるのでしょうか。今日発表の1か月予報についてまとめました。
【1週目(10月25日〜10月31日)】
27日(月)頃は北海道には寒気が流れ込み、平地でも雪の降る所もある見込みです。ただ、寒気の流れ込みは一時的で、長く居座ることはないでしょう。北海道や東北の日本海側は平年に比べ、曇りや雨の日が少ない見込みです。関東から九州は平年より晴れる日が多くなるでしょう。
気温は北海道から九州で平年より高いでしょう。27日(月)頃は寒気の影響で、北海道では平年を下回る寒さとなりますが、寒さが長引くことはなさそうです。
【2週目(11月1日〜11月7日)】
北海道や東北の日本海側は寒気の影響は弱く、平年に比べ曇りや雨の日は少ない見込みです。関東から九州の太平洋側は平年同様に晴れる日が多いでしょう。沖縄も平年に比べ晴れる日が多く、石垣島など八重山地方は雨の少ない状態が続いていますが、しばらくは少雨が解消されない見込みです。
気温は北海道から九州にかけて平年並みか高く、季節の進みは比較的ゆっくりとなりそうです。
【3〜4週目(11月8日〜11月21日)】
北海道や東北は平年同様に曇りや雨の日が多くなる見込みですが、北陸から山陰では平年に比べると曇りや雨の日が少ないでしょう。太平洋側の各地は晴れる日が多い見込みです。
気温は北海道や東北は平年並みに戻りますが、関東から九州、沖縄は引き続き平年並みか高いでしょう。
※この先、11月上旬にかけては寒気は流れ込んでも一時的で、全国的に季節の歩みはゆっくりとなりそうです。一時的に寒くなることはあっても、このまま冬へ歩みを速めることはないでしょう。11月中旬からは北では平年同様に寒い日が多くなりそうですが、関東以西ではまだ、寒さは控えめ、冬のコートの出番は少なくなりそうです。今年は秋の訪れは早くなりましたが、冬が急に早まることはなく、心地よい秋の陽気が長く感じられそうです。
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