サッカープレミアリーグ・アーセナルの名将として知られるアーセン・ベンゲル監督。かつては名古屋グランパスを率いたこともあり日本でも馴染みの深い監督ですが、実はある致命的な弱点を持っており、サッカーファンの間では「ネタキャラ」としての顔も持っています。
ベンゲル監督の弱点とはコートの「ファスナー」。寒いイギリスでの試合中、ふとコートのファスナーを閉めようとしたベンゲル監督がなかなか閉まらないファスナーと悪戦苦闘する姿がたびたび目撃されており、その厳しい表情とのギャップがコミカルなことからファンの間では「ベンゲル最大の敵はファスナー」などと話題になっていました。
メディアもベンゲル監督とファスナーの動向には注目しており、今シーズンからNIKEに変わってアーセナルのスポンサーとなったPUMAは、「ベンゲル監督でも閉められるファスナーを作った」とわざわざ広告動画を作成するほど。動画ではベンゲル監督本人が出演してスムーズにファスナーを上げており、ファスナー問題は解決したかに見えました。ところが……。
4日に行われたFAカップ3回戦、アーセナル対ハル戦の試合中、一部のファン(とPUMA開発陣)を揺るがす映像が映し出されてしまいました。そこには改良されたファスナーを上げようともぞもぞした結果、あっさりと諦めてしまうベンゲル監督の姿が。これを見たイギリスメディアは「ベンゲル監督、因縁の敵ファスナーに再び敗れる」などと大喜びで報道しました。お前らサッカー見ないで監督ばっかり見てるだろ! いい加減にしろ!
ファンの間ですっかり定番化してしまったベンゲル監督のファスナー問題。監督としての手腕だけでなく、文字通りの手元にもますます注目が集まっていきそうです。
(たろちん)
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