お絵描きロボット工作キット「mDrawBot(えむどろーぼっと)」を、スイッチサイエンスがクラウドファンディングサイト「Makuake」で発表しました。mDrawBotはすでに米国のクラウドファンディング「Kickstarter」で目標金額を大きく上回る資金調達に成功し、注目を集めています。
mDrawBotはペンを取り付けて絵を描けるロボットを、部品を組み合わせて作る工作キット。1つのキットを4種類のお絵描きロボットに組み替えることができます。作れるのは、平らな面に絵を描くことができる「mScara」、卵やピンポン玉のような普通では印刷できそうにないものにも絵を描けるように設計されている「mEggBot」、3カ所に車輪がついたロボットカー「mCar」、壁・ホワイトボードなどに絵を描くことができる「mSpider」。組み立てにかかる所要時間はそれぞれ1時間程度です。
mDrawBotは、オープンソースなロボット作成プラットフォーム「Makeblock」に基づいており、多数の工業用標準部品と互換性があり、レゴ用のパーツを自由に組み合わせることもできます。オープンソース基板Arduino Unoと互換性があるため、プログラミング初学者にとっても扱いやすく、電子工学やロボット工学を学ぶための教材としても最適だとしています。
「Makuake」では、1万6556円でmDrawBotキット単体、1万7667円で専用基板「MakeblockOrion」が付属した標準キット、2万2112円でBluetoothモジュールが付属した拡張版キット、さらに11万1000円で標準キット7個をセットにしたディストリビューターパックが支援コースとして用意されています(税別)。
コンパクトでユニーク、そしてデザインもかわいらしいお絵かきロボットが、日常をさらにワクワクするものへと変身させてくれるかもしれませんね!
(高城歩)
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