advertisement
大手旅行会社のJTBは、インターネット販売を主とするJTBのグループ会社、「i.JTB」 (アイドットジェイティービー)のサーバに外部からの不正アクセスがあり、顧客の個人情報が一部流出した可能性があると発表した。
発表によると、3月15日に取引先を装ったメールの添付ファイルを開いたことによってi.JTBのパソコンがウイルスに感染。その時点では感染に気付かなかったものの、その後内部から外部への不審な通信が複数確認されたという。
流出したおそれのある情報は氏名、性別、住所、メールアドレス、パスポート番号などで、クレジットカード番号、銀行口座情報、旅行の予約内容は含まれていない。なお、個人情報を悪用したケースの報告は今のところ無いという。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 不正アクセスにより、エイベックスのWebサイトから約35万件の個人情報流出の可能性
ソフトウェアの脆弱性を突いた不正アクセスでした。 - J-WAVE、不正アクセスで約64万件の個人情報流出の可能性
モバイルサイト構築ソフトの未知のセキュリティホールが原因でした。 - 日テレ、不正アクセスで個人情報43万件流出か
日テレ、不正アクセスで個人情報43万件流出か - 江崎グリコ、不正アクセスで個人情報流出 最大8万3000件
うちクレジットカード情報を含む個人情報は4万3744件にのぼると見られています。 - りそな銀行をかたったフィッシングメール出回る 個人情報流出に注意が必要
偽のURLに個人情報を入力させようとするメールが不特定多数に配信。 - 不倫サイト「アシュレイ・マディソン」が女性サクラ説に反論 新たにボット説も
女性はいるのか、いないのか。 - 不倫SNSの情報流出で2人が自殺した可能性 運営元は50万ドルの懸賞金提供
「流出したお前の個人情報を手に入れた。友人や家族にばらまかれたくなければ金を払え」といった脅迫メールも確認されています。