advertisement
今夜、夏至が近いときにだけ見られる赤い満月「ストロベリームーン」がやってきます。
「ストロベリームーン」の名前は、ネイティブアメリカンが6月に収穫されるイチゴにちなんで名付けたもの。ネイティブアメリカンはその他にも毎月の満月をウルフムーンやフラワームーン、スノームーンなどのさまざまな名称で呼んでいます。
その色もイチゴやバラを思わせるような赤い色になりますが、その赤さは6月の満月が低い位置にあり、満月からの光がより分厚い空気の層を通ることによるもの。月に限らず、低い位置にある星は実は普段から赤く見えるんだそうです。
ちなみに、ストロベリームーンは「好きな人と一緒に見ると結ばれる」というウワサがある様子。そうと聞いたら、気になるあの人を誘って天体観測! ……といきたいところですが、今夜は全国的に曇り空のところが多いようです、ちょっと残念……。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 「行こうおばさん! ラピュタはあの中だ!」 上空に現れた積乱雲がまるで「龍の巣」のようだと目撃ツイートが続々
あの雲……絶対なかにラピュタあるネ! - 30年以上ぶりの貴重な現象 海外で見られた「スーパームーン皆既月食」の写真がSNS上に続々投稿
世界中の感動を共有できるぞ! - 18日夜、広い範囲で「火球」が見えたと動画や写真が多数投稿される 空に残った直線状の雲も
同じ時間帯、「火球掲示板」にも複数目撃情報が - 望遠鏡のように内側をのぞくと美しい星々 どこでも天体観測できる「星空の封筒」が癒やされそう
昼間でも曇りでも、星空。 - 重力波、再び観測に成功したと国際研究チームが発表
2月に「重力波」の直接観測に初めて成功したと発表されていた。 - 年に数回しか現れない天文現象「月面X(エックス)」 6月12日にネットで生中継放送
月面のクレーターに対し、特定の角度から太陽光が当たるときに見られる現象。 - 始めようか天体観測 およそ10年ぶりの「スーパーマーズ」、地球と火星が今夜最接近
望遠鏡の用意をしましょう。 - JAXA、X線天文衛星「ひとみ」運用断念 機能回復は期待できないと判断
復旧に向けた活動はやめて、今後は異常に至った原因究明に専念。 - X線天文衛星「ひとみ」通信途絶える 5つに分離したとする情報も
何が起きたのかは不明。 - 今宵、晩秋の夜空を翔る「オリオン座流星群」を眺めつつ
十分に暖かくして観測してくださいね。