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「真田丸」振り返り4コマ(8月14日放送分『応酬』)

自称プロの真田幸村ファンによるNHK大河ドラマ「真田丸」振り返り4コマをお届けします。

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 自称プロの真田幸村ファン、みかめです。

 NHK大河ドラマ「真田丸」振り返り4コマ、今回は32話の「応酬」から。

「真田丸」振り返り4コマ(8月14日放送分『応酬』)

 秀吉亡き後、早くも暗雲が立ち込める豊臣政権。あくまで秀吉の遺言に従い忠実に職務に当たろうとする三成。一方の家康は早くも多数派工作に乗り出します。本多正信にたき付けられいよいよ天下取りに本気になったのか。命が狙われたことも引き金になったようですね。

 信繁はというと、秀吉の「佐吉を頼む」という遺言を守るため三成の側近くに仕えます。が、供宴の場においてフォローすることもなく、家康の下に直談判に行っても言いくるめられてしまう始末。信濃時代や上洛初期のような利発さはどこへやら。

 それもこれも、秀吉というワンマンの元で忠実に職務をこなすことに慣れてしまったからではないでしょうか? 秀吉の意を先読みし立ち回ることには慣れたけど、いざ放り出されると何もできない。これが「組織人」になるということか……!?

 それでも三成のやることには全面的に協力的で、「徳川を石田が補佐するのではいかんのか?」という信幸の問いかけに対し、「石田様がそれを望んでいないから」とあくまで三成の意思を尊重します。政治的な駆け引きの場においては「経験」も「立場」も劣る信繁。それ故に仕えた相手のやることは全面的に肯定しているのではないでしょうか。

 政治の世界から離れ、ひとたびいくさ場に出れば、あとは命のやりとりだけ。豊臣の一陪臣である信繁が家康と同じ土俵で戦えるのはもはや戦場のみ。大坂の陣にて勝ち目のない戦になぜ信繁は身を投じたのか。その答えに迫った回であったと思います。

 さて、今回取り上げる書籍は「リーダーシップが面白いほど身につく本」です。

リーダーシップが面白いほど身につく本

 リーダーシップを発揮するために必要なヒューマン・スキル(人間関係能力)。本書ではその基本から応用までを網羅し、図解で分かりやすく解説しています。

 32回目はヒューマンスキルがいかに大切かを思い知らされた回でした。徳川と石田の供宴の差。これは常日ごろから培った信頼関係の差でもあるのでしょう。食事の内容以前に、人間力で三成は後れを取っていたのです。日々どのようにしてヒューマンスキルを磨くべきか、本書で学んでみてはいかがでしょうか?

 「真田丸」振り返り4コマは毎週火曜日更新する予定です。次回もどうぞお楽しみに!

みかめゆきよみ


シミルボン

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