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関西空港で働く従業員に麻しん(はしか)の集団感染が確認された大阪府は4日、新たに関西空港で働く従業員1人と医療関係者2人、そして空港周辺にある商業施設を訪れた男性1人の感染が確認されたと発表した。
3日、大阪府内在住の30歳代男性がはしかと診断され、医療機関より大阪府岸和田保健所に届け出があった。患者は8月28日にりんくうプレミアム・アウトレット(大阪府泉佐野市)および周辺施設を利用していたことが判明しており、現在大阪府では関西空港における集団感染との関連について調査中とのこと。同施設利用者ではしかの症状が出た場合には早めに医療機関に相談するよう呼び掛けている。
なお、関西空港従業員32人がはしかと診断されており、新たに確認された医療関係者と商業施設を訪れた男性と合わせて35人の感染が確認されている。
はしかは発熱、せき、鼻水、眼球結膜の充血、発しん等の症状がある。疑いがある場合は、事前に医療機関に電話し、はしかの疑いがあることを伝え指示に従ってほしい。
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