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MIT(マサチューセッツ工科大学)が、AIを使ってどんな画像も恐怖の画像にする「Nightmare Machine」を公開しました。ハロウィンにピッタリ……?
「Nightmare Machine」のWebサイト上では、風景や人物など至って普通の画像が加工されていますが、どれも不気味で恐怖を感じる画像になっています。東京タワーやオペラハウスもこの世の終わりのような雰囲気に仕上がっています。
加工の仕組みは、ディープラーニングを使ってお化け屋敷などのいわゆる怖い画像とはどのようなものなのかをAIに学ばせる方法です。それによって普通の画像も恐怖の1枚に加工することができているんだとか。
ディープラーニングで恐ろしい画像を生成するといえばGoogleの「Deep Dream」を思い浮かべますが、恐ろしい画像を作る専用のAIについては「Nightmare Machine」が初めてとされています。
Googleの「Deep Dream」ではオンラインジェネレーターが用意されていますが、「Nightmare Machine」は現在、自分で画像をアップロードすることはできないようです。
人の顔を加工した画像では、怖いか怖くないかの投票もおこなわれています。ほぼ全部怖いのですが、この投票でアルゴリズムに「恐怖」を学ばせるとのことで興味があったらやってみては?
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アニメ制作とかにも転用できそうな予感。