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三重県志摩市が2015年11月に公認を撤回した萌えキャラクター「碧志摩(あおしま)メグ」がアニメPV制作のクラウドファンディングを22日から開始した。
「碧志摩メグ」は、三重県志摩市公認の“海女さん”萌えキャラとして2014年に誕生したが、「キャラクターデザインが性的すぎる」「海女を侮辱している」など一部から批判の声があがり、制作側からの公認撤回を志摩市側が受け入れたという経緯がある(関連記事)。
その後、非公認キャラクターとしてデザインを変更せずに活動を再開、宮崎県えびの市とのコラボなど実施してきた(関連記事)。10月に開催された「萌えキャラグランプリ2016」ではファン投票で、ご当地キャラ部門全国2位という成績を収めている。
今後の可能性を広げるため、アニメPVを制作して「声」や「動き」を付けることで、キャラクターに命を吹き込みたいとプロジェクトを立ち上げた。伊勢志摩の魅力を紹介する30秒のアニメになる予定で、2017年3月ごろ公開の予定とのこと。なお、碧志摩メグの声優には三重県にゆかりのある声優へ依頼、主題歌も三重県にゆかりのあるミュージシャンとのコラボを予定している。将来的には長編アニメ制作も視野にいれているとのこと。支援者へのリターンとしてグッズやフィギュア、設定資料集などを用意しているという。
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萌え海女・碧志摩メグも喜んでます。