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P&Gが「ファブリーズ対くさや」CMについて謝罪 「配慮の欠けた内容があった」

「貴重な意見を拝聴しながら、適切な表現について検討していく」としています。

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 P&Gは“テレビCM「置型ファブリーズ対くさや」について”と題したリリースを、ファブリーズの公式Webサイト上で11月28日に公開。同月より放映中のCM内容について謝罪しました。

P&Gが「ファブリーズ対くさや」CMについて謝罪 公式からリリースが出ました(画像はP&Gの公式Webサイト

 同CMはくさやの臭いをファブリーズで撃退するという内容で、出演者がくさやに対し「なにこれ!?」「くっさい!」と露骨な嫌悪感を示した後に、ファブリーズで消臭するというもの。これに対し、くさやの名産地・八丈島の議員から「300年以上にわたって守り継いできた伝統食を、こんなくだらない演出で侮辱するのは許せない」という批判の声が上がっていたほか、メーカーには生産地から批判の声が多く寄せられていました(関連記事)。

 リリースではまず、「くさやを大切な食文化として愛する方々に不快な思いをおかけしてしまったこと、誠に申し訳ありませんでした」として謝罪。また、生産地の方々に直接謝罪し、意見を聞く機会を得たことも明らかにしています。同社は今回寄せられた意見を参考に、「適切な表現について検討していく予定です」としています。なお、現在放映中の同CMについては「手続き上できる限り早い日程(東京都では12月1日、全国では12月5日の予定)から、別のCMに差し替えます」としています。


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