「ドラクエXI」オープニング映像公開で主要キャラが明らかに シリーズ30年をまたいだ“真のぱふぱふ”になるらしい
仲間は7人? 舞台は「ロトゼタシア」? 世界樹? ロトの剣? ジャンプフェスタで公開された情報でワクワクが止まらない。
スクウェア・エニックスは12月17日、同社の人気シリーズ「ドラゴンクエスト」の最新作「ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて」の新情報を幕張メッセで開催されているジャンプフェスタ2017のステージイベントで発表した。主人公やその仲間たちのビジュアルのほか、冒険の舞台となる世界やそのフィールド、そしてオープニング映像が公開されている。
同作は2015年7月28日に正式に発表されたシリーズ本編の最新作。プレイステーション 4とニンテンドー3DSでの展開で、シリーズ発売から30周年のアニバーサリーイヤーのうちに発売したいと告知していた(関連記事)。
ステージに登壇したのは、堀井雄二さん(ゲームデザイン&シナリオ)、齊藤陽介さん(プロデューサー)、内川毅さん(ディレクター)、サイトーブイさん(集英社 Vジャンプ編集部)、そしてMCの椿姫彩菜さん。
イベントではロゴやテーマ曲がシリーズ1作目を意識して作られており、主人公が“勇者”であることが明かされた。また最初に仲間になる盗賊のカミュも動画で公開。ストーリーの中で徐々に仲間が増えていくのだとか。オープニング映像ではカミュのほかにも竪琴を奏でる女性や道化師のような男性のほか、武闘家のような親子ほどの年齢差がある男女など7人が旅をしている様子が確認できた。中には映像冒頭に登場した女性と髪形や服装が似ている女の子の姿も……?
今回の冒険の舞台となるのは「ロトゼタシア」。ここでも気になる「ロト」の名が見受けられるようにシリーズ作を意識しているのが分かる。公開された世界地図では世界樹のような巨木や巨大なイカのモンスター、外海を渡る船や島々、そして氷で閉ざされた大地などが確認できた。また右上には雲に覆われた気になる場所も……。あからさまに怪しい。
フィールドでの移動シーンでは新モンスターや乗馬して移動することが明かされた。弱いモンスターを馬が跳ね飛ばすシーンもあり、簡易版トヘロスともいうべき機能があるのが見受けられた。ちなみに3DS版では移動の演出が異なるもよう。
堀井さんらはゲームのお楽しみ要素としてカジノの存在を名言。こちらもハードによって遊べる内容が異なるとのこと。
今回のステージイベントはYouTubeやニコニコ生放送などで中継されていたが、もっとも盛り上がったといえるのが「ぱふぱふ」について言及したシーン。開発陣誰しもが「すごい」と太鼓判を押すもので、30年のドラクエの集大成となる真のぱふぱふになるんだとか。なにそれぱふぱふってよく分からないけどぱふぱふしたい! CEROの対象年齢が上がらないことだけが心配だ。
ほかにも3DS版には「すれちがい通信」が入る。「たからのちず」とは毛色が違うものになるとのことで、PS4版についてはまた別の魅力を用意していると説明していた。
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再現度の高さがすごい。