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アメリカ・カリフォルニア州サクラメントの「カラベラスビッグツリーズ州立公園」で、車が下を通り抜けられる「トンネルツリー」の愛称で親しまれた「パイオニアキャビンツリー」が1月8日の暴風雨により倒壊したことを、同園が発表しました。公式サイトには木が根元から倒れ、バラバラになった写真が公開されています。
「パイオニアキャビンツリー」は、高さ約100フィート(30.48メートル)、直径約22フィート(6.7メートル)のセコイアの大樹。報道によれば樹齢は1000年超とも。1800年代の落雷で根元が抉られ側面に穴が開き、1881年に穴が四角く拡大され多くの観光客がその下を通ることに。1920年代には車も通行するようになり、これまで多くの人に親しまれてきました。
カラベラスビッグツリーズ州立公園は、これらのセコイアの樹木森を守るため1931年に設立。「パイオニアキャビンツリー」は老朽化が懸念されていましたが、そこに暴風雨が加わったことで倒壊に至ったもよう。なお、倒壊によるけが人はいなかったと発表されています。
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