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2月のプレミアムフライデーは約6人に1人が利用し高い満足度 推進協議会事務局がアンケート調査

17%が仕事を早めに切り上げたという回答結果に。

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 2月24日からスタートした、月末の金曜日に早帰りするプレミアムフライデー。その推進協議会事務局が、実態調査の結果を明らかにしました。アンケート回答者の17%が早めに仕事を切り上げたとしています。


画像 約6人に1人がプレミアムフライデーを利用したという結果に

 対象となったのは全国の正社員、非正規社員(20〜50歳代)。7.6%が会社の推奨で、9.4%が自主的に早帰りし、計17%がプレミアムフライデーを利用したとしています。そのほとんどが「豊かな時間を時間を過ごすことができましたか?」という質問に肯定的な回答をしており、リフレッシュの機会になったようです。過ごし方は各世代ともに「家でゆっくり過ごした」「外食・お酒を飲みに行った」が上位で、70〜90%台を占めています。

 プレミアムフライデーに賛成している人は、利用者の約3倍にあたる全体の55.3%。実際に利用するうえで必要だと思うことをたずねる質問では上位から「勤務する会社の経営層の意識改革」(53.3%)、「勤務する会社の管理職の意識改革」(35.9%)、「勤務する社員の働き方改革」(35.7%)という回答結果になりました。「休めるのはいいことだけど、うちの会社では厳しい」と感じている人も少なくないのかも……?

 また、プレミアムフライデー公式ロゴマークの申請を行っている企業4512社にもアンケートを実施(有効回答は654社)。特別なイベントやキャンペーンを行った422社のうち、約3割で売上げが伸びたとのこと。85%超の企業が次回以降の販売促進企画などを検討しており、今後もプレミアムフライデーに注目が集まりそうです。


画像 プレミアムフライデー利用者の満足度はかなり高いのですが……


画像 経営層、管理職が許してくれないと早帰りできないもの


画像 売上アップを狙っている企業もかなり多いようです

 なお、インテージによるネットアンケートでは、プレミアムフライデーの利用者は全体の3.7%(関連記事)。プレミアムフライデー推進協議会事務局とは大きく異なる結果が出ています。

マッハ・キショ松

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