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30周年を迎えた「ロボコン」がニコニコ超会議に初参戦。4月29日・30日に輪投げ、縄跳び、人間転がし(!?)と大活躍します。さっそく初日のブースをのぞいてきました。
筆者が通りかかった際は、人間とロボットが輪投げのガチンコ対決をしている真っ只中。正確無比なショットを繰り出す都城工業高等専門学校の「進め! みやこのゾウ」に、5人1組の人間チームが真っ向から挑んでいました。制限時間は3分間。ほぼ同点で進行する拮抗した勝負でしたが、最後は疲れ知らずなメカボディーのみやこのゾウが粘りを見せて、15点対17点で人間チームの敗北。ロボの底力が垣間見えました。
もう一つの目玉企画が、「1分間にロボットが縄跳びを何回飛べるか」のギネス記録チャレンジ。筆者は残念ながら立ち会えなかったものの、初日は奈良工業高等専門学校の「じゃんぺん」が新記録となる106回を樹立。ギネス・ワールド・レコーズには2日間でより回数が多かった記録が申請されるため、2日目の記録更新に期待がかかります。
また、ブース内で他のロボに負けじと異彩を放っていたのが、30年前の初代ロボコンに登場したという「人間糸車(レプリカ)」。大きな車輪が2個ついた細長い糸車状の形をしていて、軸にあたる部分には人間が横になれる台が設置。実際に乗り込み、ぐるぐる転がしてもらえるスリリングなアトラクションとして現代によみがえりました。筆者も転がされてきましたが、糸車の気持ちがとても理解できました。
この他にもユニークなロボたちが盛りだくさん。イベントの模様は初日に引き続き、2日目もニコニコ生放送で配信予定となっています。
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