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米USA TODAY紙、FBIに捜査依頼 自社Facebookフォロワーの半数が偽アカウントとの疑いで
同社はフォロワーの半数が、スパムの拡散を目的とした偽アカウントと目しています。
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米大手新聞USA Todayの親会社・ガネットは、同紙Facebookフォロワーの半数が偽アカウントだったとして、FBIに捜査を依頼したと同紙の記事で明かにしました。
問題視されている偽アカウントは、スパムの拡散を目的とした業者と目されています。4月にFacebookは、該当する100万単位のアカウントを、規約違反として一斉摘発しました。対象となったアカウントにはUSA Todayのフォロワーが多数含まれており、元々約1520万あったというフォロワー数が、現在では800万台まで減少しています。
それでもなおスパム業者は活動を続けており、ガネットは残ったフォロワーも大部分が偽アカウントで、毎日1000人ほど増え続けているとコメント。これを受けてFacebookも、4月の摘発以降も疑わしい挙動をしているアカウントを検出したと述べています。
両社はなぜスパム業者がUSA Todayをターゲットにしているのか、まだ不明点があるとしていますが、パートナーと緊密に協力し偽アカウントの排除に努めると述べています。なお本件に関し、FBIはコメントを控えているとのことです。
(沓澤真二)
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