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国立健康・栄養研究所(NIHN)が、日本人の「食塩摂取源となっている食品のランキング」を発表しました。1位カップめん、2位インスタントラーメン、3位うめぼしと納得の結果ですが、注目すべきは「1日あたりの食塩摂取量」。梅干しの1.8グラムに対し、カップめんは5.5グラム、インスタントラーメンは5.4グラム。なんと3倍です。
このランキングは、2012年国民健康・栄養調査のデータを元に解析されたもの。対象は20歳以上男女2万6726人で、摂食者数が300人未満の食品、調味料・香辛料類は除かれています。また、国民健康・栄養調査は11月のある1日の調査であり、通年の食生活状況、習慣的な摂取量を反映しているわけではありません。
1日あたりの食品摂取量も記載されており、カップめん92.7グラム、インスタントラーメン86.2グラムに対し、梅干しは8.9グラムとかなりの差があります。1日に大量の梅干しを食べていると、場合によってはカップめんと同等かそれ以上の食塩を摂取してしまっているかもしれません。
4位以下には高菜の漬物、きゅうりの漬物、辛子めんたいこと味の濃い食品が続きます。意外なところでは、12位にパンが入っています。
「日本人の食事摂取基準(2015年版)」における食塩摂取量の目標値は、高血圧予防の観点から1日当たり男性で8グラム未満、女性で7グラム未満とされています。NIHNでは、「食塩を多く含む食品や料理を控えるなど、引き続き、食塩摂取量を減らすように努めましょう」と呼びかけています。
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人間でも同様の可能性が高いとのこと。