advertisement
愛知県長久手市の「愛・地球博記念公園」が、スタジオジブリの名前を冠した「ジブリパーク」へとリニューアルされることが分かりました。5月31日にジブリと愛知県が大筋合意しました。映画「となりのトトロ」の世界観を自然豊かな園内で再現し、2020年代初頭のオープンを目指します。
ジブリ広報部によると、31日に鈴木敏夫プロデューサーと大村秀章県知事が名古屋市で会談してまとまったとのこと。特に木々の伐採など開発はせず、順次整備を重ねていく予定。運営会社や出資先はジブリと県で協議し、企業の参画も幅広く募っていきます。
愛・地球博記念公園は、2005年開催「愛・地球博」(愛知万博)の長久手会場跡地を整備し、2006年に開園。敷地面積約190ヘクタールに、スポーツ施設や自然施設、大観覧車などがあります。「となりのトトロ」に登場する草壁家の住まいを再現した「サツキとメイの家」もあるほか、2015年に全国的に先駆けて「ジブリの大博覧会」が開催されるなど、ジブリとは交流が続いていました。
(黒木貴啓)
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- ジブリ美術館の「ジブリ飯」企画展がいよいよ開始 内覧会の様子をお腹いっぱいリポート
行ってきました! - フジテレビ「ワイドナショー」で宮崎駿監督の“架空”引退宣言報道か ネットで指摘相次ぐ
数年前に話題になったネタツイートに釣られたのでは、とする指摘が相次いでいます。 - 宮崎駿“最後の長編アニメ”の制作スタッフ、ジブリが募集 「作るに値する題材を見出した」
「昔からの大切な仲間を何人も亡くし、自分自身の終焉に関してより深く考える日々が続きました」と、長編アニメ制作の理由も。 - ジブリ人気が根強いフランスで「君の名は。」はどう受け止められたか フランス人編集者・ジャーナリストに聞いてみた
スタジオジブリのムックを出版したフランス人編集者・ジャーナリストに聞いてみました。 - 「ジブリの大博覧会」東京でスタート 鈴木Pの机、糸井重里とのFAX 資料3千点が伝えるジブリの“宣伝”熱
イスがふかふかにパワーアップしたネコバス、巨大トトロのお出迎えなど、ジブリファンをときめかせる展示もいっぱい。