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将棋の中学生プロ棋士、藤井聡太四段(14)は6月21日、澤田真吾六段(25)との対局に勝ち、デビュー以来の連勝記録を歴代最多タイの28連勝に伸ばした。
藤井四段は2016年9月、史上最年少となる14歳2カ月でプロ入り。同年12月に行われた加藤一二三九段(77)との初対局で勝利を上げると、その後も次々と勝利を重ね、神谷広志八段(56)が1987年に達成した「28連勝」の最多連勝記録に並ぶかが注目されていた。
記録の掛かったこの日の対局では、王将戦1次予選で澤田六段と対峙。20連勝時にも戦った澤田六段は若手強豪として知られるが、中盤でペースを握ると、そのまま正確な攻めで寄せきった。
藤井四段は終局後、「先に攻められる展開になってしまい自信がなかったが、なんとかしのいで反撃の形になったのが良かった。記録が掛かる対局だったが、普段通り全力で臨んだ」「(タイ記録に並んだことは)思ってもみなかったことなので非常に光栄というかツキがあったのかなと。次は竜王戦の決勝トーナメントという大きな舞台。強敵の増田康宏四段相手ということで頑張りたい」とコメント。
また、自身と同じ中学生でプロ入りし、前日に77歳で引退した加藤一二三九段については「デビュー戦の相手が加藤先生だったので、昨日の引退はさびしい思い」と語った。
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