8月12日の夜から、三大流星群のひとつである「ペルセウス座流星群」が出現のピークを迎えます。ウェザーニューズが発表した全国の天気傾向によると、北海道の東側を除く北日本と、それ以外の場所では太平洋側ほど晴れて観測のチャンスがありそうです。
ペルセウス座流星群は、しぶんぎ座流星群(1月)・ふたご座流星群(12月)と並ぶ三大流星群のひとつで、毎年お盆の時期に出現します。当日は北海道の道央や道南・道北の日本海側と東北北部、また関東南部や中部・近畿の太平洋側、それと四国、九州、先島諸島で流星観測が行えそうです。その他の地域では難しいことが予想されているものの、今後の台風5号の進路などによっては見られる可能性があります。
流星の出現数は1年の中でも多いことが知られていて、1時間あたり35個程度の流星を見られる可能性があります。2017年の出現ピークは8月13日4時頃と予想されていて、12日の夜〜13日の明け方が観測に適しています。夜空のどこにでも現れますが、街灯を避けて月明かりを直接視界に入れないよう広く見るのがポイントです。
観測が難しい場合は、ウェザーニューズのスマホアプリ「ウェザーニュースタッチ(iOS/Android)」の「星空 Ch.」から「流星キャッチャー」に登録することで、中継で捉えた流星の動画を3分以内に通知で受け取れます。
また当日は24時間生放送のお天気番組「SOLiVE24」にて、ペルセウス座流星群の様子を全国6カ所から生中継。ウェザーニュースのウェブサイトの他、ニコニコ生放送、YouTube Live、LINE LIVE、Periscope、FRESH!、Facebookライブ動画などで配信されます。
(宮原れい)
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