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フィルム風カートリッジの交換で絵作りが変わるユニークなデジカメ 老舗ブランドYASHICAから

デザインは1966年発売の「Yashica Electro35」を継承。

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 1949年誕生の老舗カメラブランド「YASHICA(ヤシカ)」が、デジタルカメラ「digiFilm Camera Y35」をクラウドファンディングサイトのKickstarterで発表しました。フィルム風のカートリッジ「digiFilm」を交換することで写真の風味が変わる、ユニークなシステムが大きな特徴です。入手に必要な支援額は124〜142ドル(約1万4000〜1万6000円)。


本体 古風なボディにユニークな仕掛け「digiFilm」(中央)を内蔵

 デザインは1966年発売のフィルムカメラ「Yashica Electro35」を継承したものですが、中身は1/3.2インチのCMOSセンサーを内蔵したデジタルカメラ。画素数は1400万で、記録にはSDカードを使用します。シャッタースピードは1s・1/30s・1/60s・1/250s・1/500sから選択可能。


裏面 単三乾電池2本で駆動。フィルムカメラのように、背面にdigiFilmをセットして使う

 digiFilmは4種類を用意。標準的な「ISO200 Ultra Fine」のほか、「ISO1600 High Speed」や「Black & White」、「120 Format (6x6)」を選ぶことで、ISO感度や色調の異なる写真を撮影できます。


ISO200 基本セットに付属する「ISO200 Ultra Fine」。カラーバランスは標準的

ISO1600 高感度撮影ができる「ISO1600 High Speed」

モノクロ モノクロ撮影用の「Black & White」。フィルムグレイン効果も

120Format 仕上がりが正方形でインスタ向きの「120 Format (6x6)」

 支援者への発送は2018年4月を予定。全種類のdigiFilmを同梱したセットが手に入る150〜171ドル(約1万7000〜1万9000円)のコースも用意されています。


(沓澤真二)


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