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フィルム写真をスマホで“現像”できるアプリ「FilmLab」、クラウドファンディングに成功 今秋ごろリリース
画像処理で、ネガフィルムを写真そっくりに仕上げてくれます。
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デジカメが登場するまで、広く使用されていた写真のネガフィルム。それをスマホ上で現像してくれるアプリ「FilmLab」が、Kickstarterでのクラウドファンディングに成功しました。無料ダウンロードできるAndroid、iOS対応アプリとしてリリースされる予定です。
「FilmLab」は、ネガフィルムを認識する画像処理エンジンを搭載したスマホ向けアプリ。ライトボックスに設置したフィルムにスマホのカメラを向けると、現像された写真のように表示する機能を備えており、端末上に画像として保存することができます。カメラの角度による画像の傾き、色味などは自動的に修正されるため、Photoshopなどによる画像編集は必要はないとのこと。
「可能な限り、多くの種類のフィルムをサポートすることが目標」としており、現在のβ版では35mm白黒/カラーフィルム、中判白黒フィルム(6×6センチ)などに対応。出力できる画像形式はスマホの機種によって異なり、iPhone 6s/7などでは高解像度のRAW形式で保存することが可能です。
「FilmLab」はKickstarter登場後、わずか5日間で目標金額2万ドルの資金調達に成功。出資募集の終了時には、その約2倍の金額を獲得しています。今後はβ版に改良を施し、バージョン1.0が今秋までに完成する予定。一部機能制限がある無料版に加え、29.99ドル(約3300円)で購入できる高機能版「FilmLab Pro」をリリースするとしています。
(マッハ・キショ松)
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