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身体を動かすだけで多彩な音源を演奏! 新世代楽器ソフト「KAGURA」が製品化へ向けてクラウドファンディング開始

MIDIによるDAWやDJ機器との連動も可能。

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 新興企業「しくみデザイン」が開発した演奏ソフト「KAGURA」に、DMM.comが支援を決定。クラウドファンディングサイト「Kickstarter」でのキャンペーンを開始しました。これまでプロトタイプや体験版のみ公開されてきた“身体を動かすだけで演奏できるソフト”が、本格的な製品化に向けて始動します。


KAGURA カメラの前で手指を動かすと、対応した音源が鳴る

 KAGURAはWindowsとMacに対応。PCとWebカメラさえあれば始められます。まずドラッグ&ドロップで楽器のアイコンを画面上に配置。「サウンドセット」と呼ばれる、いわば「好みで演奏ボタンを並べたリズムアクションゲーム」のような画面が出来上がります。

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サウンドセットの作成例

 サウンドセットを起動したら、カメラの前で手を振るなどして演奏。カメラが映したユーザーの手がアイコンに触れると、対応した音が奏でられます。MIDIにも対応し、KAGURAからDAWやDJ機器などを操作することも可能。


演奏 Webカメラや、ノートPCのインカメラ前で、手を動かすだけ

 プロモーションにはプロのアーティストが参加し、実演動画を公開しています。ダンスの演技や歌唱の合間に楽器を鳴らすなど、単なる手軽な楽器にとどまらず、新しいパフォーマンス手段としての可能性を示しています。

動画が取得できませんでした
ダンサーのTakuyaさんによる実演例

ダンスデモ ダンスと演奏が融合したパフォーマンスが可能に

 30ドル(約3000円)の支援で、ソフトの最小構成パックが入手可能。以降、60ドル(約6000円)、120ドル(約1万2000円)と支援金額が多いほど、より多くの音源やアイコンを収録したパックが手に入ります。集められた資金はWindows版の仕上げとMac版の開発にあてられます。


Kickstarter Kickstarterでのクラウドファンディング


(沓澤真二)


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