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【クイズ】線で表される数字……どんな法則が隠れてる?(2/2 ページ)

棒の「向き」に注目。

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解答



 正解は「15」でした。

 まず、4本の棒(ぼう)の向きの組み合わせで数が表されているのだろうと予測できます。

 それぞれは右下がりの向きか、右上がりの向きかのどちらかであり、向きが変わることによって数が変わっています。ならば、向きが変わった時にいくつ数が増えるか(減るか)を見ればよいですね。

 「5」を表すものと「4」を表すものとを比べると、一番右の棒の向きだけが右上がりから右下がりへと変わっています。どうやら、この変化で数は「1」だけ減るようです。

 このような仮説のもと、他のヒントから、他の棒の役割も推理していくと、左から順に、それぞれ右上がりの向きのときに「8」「4」「2」「1」が足されるのだ、というルールが見えてきます。

 ということで、全てが右上がりになっている「?」の数は、8+4+2+1=15です。

 この問題は、右上がりか、右下がりか、のように2種類の状態がとれるものがいくつもあれば、どんな数でも表せる、ということを教えてくれています。まさに、コンピュータが、「1か0」(電圧の高/低)の組み合わせだけで数や情報を扱うことができることの根本の原理を示唆していますね。




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