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江戸時代のお坊さんが作ったすごろくゲーム「浄土双六(じょうどすごろく)」の現代版、「浄土双六ペーパークラフト」がクラウドファンディングを開始しました。仏教にちなんだボードゲームとなっており、マス目を移動するごとに地獄や天界に行くというすごろくになっています。目標金額は100万円。
この「浄土双六ペーパークラフト」を立ち上げたのは向井真人さん。普段は東京都江東区にある陽岳寺で副住職をしているという向井は、これまでにも「御朱印あつめ」(関連記事)や「檀家-DANKA-」(関連記事)といったお寺ボードゲームの数々を制作してきました。そんな中、「浄土双六」という江戸時代のお坊さんが作った(諸説あり)ボードゲームが存在することに気付いた向井さん。スタート地点が人間であることや、マス目を移動するごとに地獄へ行ったり天界へ行ったりと仏教の世界観を丁寧にゲームという形へ落とし込んだところに驚いたとコメントしています。しかし、そのまま復刻しても現代の人に興味を持ってもらうのは難しいかもしれないと考え、ペーパークラフトという手法に挑戦したとのこと。
「浄土双六ペーパークラフト」プロジェクトは3000円から支援することができます。3000円で墨跡うちわ1個、5000円で墨跡扇子1個、8000円(全て税・送料込み)からは浄土双六ペーパークラフト1個や「浄土双六を作ろうワークショップ」への参加券が一枚付くなど、さまざまなリターンが用意されています。
※価格は税・送料込
(大里ミチル)
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