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コンセントの穴、左右で大きさが違うって知ってた?

よーく見ると、違うんですよ。

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 突然ですが、クイズです。

 コンセントの穴、大きいのは右? 左?

 正解は、左。注意深く見る機会はあまりありませんが、実は左の穴の方が長くなっています。一般的な穴の長さは、左が9ミリで右が7ミリとされています。

左右で何が違うのか

 左右で大きさが違うのは、それぞれの穴に異なる役割があるため。ですが、乾電池のように「プラス」「マイナス」に分かれているわけではありません。

 コンセント右側の短い穴は「電圧側」といい、電気をプラグに届ける役割をしています。反対に、左の長い方は「接地(アース)側」といい、機器の不良などで通常よりも大きな電圧の電気が流れたときに、その電気を逃がす役割をしています。

 乾電池と違って、一般的な家電製品のプラグはどの向きに差し込んでも使えるため、知らなくても特に不便しません。しかし、音響機器ではプラグの向きが音質などに影響するといわれており、製品によっては正しい向きで差せるように印がついています。

 ちなみに、こちらもあまり意識されない点ですが、プラグの先端には穴が空いていますよね。

 これには、簡単に抜けないようにするなどの目的が。プラグを最後まで差し込むと、コンセント内部にある「ボッチ」という突起が、この穴に入るようになっています。

※2018年1月31日12時 追記:接地側についての記述を一部修正しました。

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