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字幕か吹き替えか、アニメ会社の印象は?
コンニチといえばファンのための総合イベント。企業ブースで、アニメのローカライズを手掛ける販売会社にも声優事情を聞いてみました。
アニメとマンガのドイツ語版を販売するKAZEによると、吹き替えと字幕はどちらも人気があり、ここ4〜5年くらいはずっと成長を続けています。ニッチな分野だが安定しているとのこと。KAZEが手掛けるドイツ語吹き替え版に参加する声優は50〜100人程度いるそうです。
アニメの配信サービスを専門とするクランチロールでは、吹き替え版を希望するユーザーは全体の半数程度。同サイトではこういった需要に応えるために、アニメ作品3タイトルのドイツ語吹き替え版を製作しています。作品名に関しては取材時にはまだ秘密でしたが、後日「六花の勇者」「シュヴァルツェスマーケン」「山田くんと七人の魔女」と発表されました。
今回はドイツの声優事情に迫ってみました。ドイツの声優やそれをとりまくアニメの吹き替え版の状況など、今後の成長が期待できるのではと感じました。
おまけ:今年のコンニチも盛り上がってました。
コンニチといえばアニメ漫画ファンの巨大なオフ会。今回もたくさんのコスプレイヤーが参加していました。
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