1つあたり10秒で読める「マンガで雑学」のお時間です。今回もちょっと意外な3つの雑学を紹介していきますよ。
兄弟・姉妹の間でも養子縁組できる。ホントかウソか?
兄弟・姉妹の間でも養子縁組はできるのでしょうか。民法における「養子を取る対象」と「取れない条件」は、
- 年長者であること
- 直系尊属ではないこと
の2つ。そのため、弟や妹との養子縁組は可能です。兄を養子にすることはできませんが、兄の養子になることはできます。この際、兄弟関係は法律上も解消されません。
牡蠣は一度岩についたら一生動けない?
古代ローマ時代から養殖されていたという、美味な貝類の代表である牡蠣。実は一度付着した岩場からは一生動けないのです。動かないので筋肉も必要なく、内臓が大きく成長するため、あのようなぷっくりとした見た目になります。
ちなみに、牡蠣に牡(オス)の字が使われている理由は、昔は牡蠣は全てオスだと考えられていたから。貝類には、内臓部分が白いものはオス、緑のものはメス、という種類が多いため(例えばサザエ)、身が白い牡蠣は全てオスだとされていたんですね。
1年半しか放送されなかった「幻のラジオ体操」が存在する
日本で最初のラジオ体操(旧ラジオ体操)が制定されたのは1928年。「健康体操をラジオ放送する」という海外の生命保険会社の取り組みなどをヒントに、年齢や性別、場所などを問わずに運動できるように、と開発されました。29年に全国放送が始まり、その2年後には「全国ラジオ体操の会」がスタートするなど、国民的な盛り上がりを見せました。
終戦後の1946年、「ラジオを流し、全国で一斉に行うさまが軍国主義的」という理由で旧ラジオ体操は中止。そして、同年に誕生したのが、幻の「新ラジオ体操」です。第1〜第3まで作られたものの、内容がやや難しかったせいで普及せず、わずか約1年4カ月で消えてしまいました。ちなみに、この後1951年に開発されたのが、現在のラジオ体操。
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