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【マンガ】ワニはなぜ「石を食べる」のか? その意外な理由

消化のためだけじゃない?

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 10秒で読めて、会社や学校でちょっと知ったかぶりできる「マンガで雑学」。今回もサクッと短い雑学3つをお送りします。


雑学その1:ワニが「石を食べる」意外な理由

 一般にはそれほど知られていないことですが、ワニには石を食べる(飲み込む)生態があります。一説には、水中で体のバランスを取るのに必要で、さらに胃の中の食べ物を細かくして、消化を助けるはたらきもあるとされています。

 このように飲み込まれた石は「胃石」と呼ばれ、ワニ以外の生物も利用。古くは、一部の恐竜が胃石を持っており、子孫にあたる鳥類もその生態を受け継いでいます。焼き鳥屋さんでおなじみの「砂肝(砂ずり)」は「砂嚢(さのう)」という消化器官で、中には砂や小石が。歯の代わりに、食べ物をすりつぶす役割があります。



雑学その2:ふぐが食べられるようになったのは「あの人」のおかげ

 江戸時代、武士にとってふぐ食は禁じられていました。豊臣秀吉が朝鮮半島へ侵攻する際、集められた武士の多くがふぐを食べて中毒死したため、禁止令が出されてそれが続いていたためです。

 ふぐ食解禁のきっかけとして知られているのが、初代内閣総理大臣である伊藤博文のエピソード。伊藤が下関の旅館「春帆楼」に滞在していたとき、天候不良で魚が取れず、おかみはやむなく禁じられていたふぐを出しました。するとその味の良さに驚いた伊藤が、山口県内に限って食用の許可を出し、その後全国に広まっていったとのことです。



雑学その3:段ボールはもともと、頭に載せるアイテムだった

 段ボールが生まれたのは、19世紀(1856年)のイギリス。もともとは通気性とクッション性を兼ね備えた素材として、シルクハットの内側に使われていました。厚紙を波状に折った独特の形は、昔の貴族が着ていた服の襟もとをヒントに作られたそうです。

 その後、割れやすいガラスなどの輸送に緩衝材として使われるようになり、日本では1909年に井上貞治郎さんが製造に成功。「段ボール」の名付け親ともなりました。



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