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日大危険タックル問題、被害選手の父親が情報提供呼びかけ 「残りの人生をかけこの問題に向き合う」

内田前監督の「(タックルシーンを)見ていなかった」との発言を受けて。

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 日本大学アメリカンフットボール部の危険タックル問題で、負傷した選手の父親が、Facebookで「お願いがあります」と情報提供を呼びかけています。



 5月23日に行われた、日大の内田正人前監督と井上奨コーチの会見を受けて投稿されたもの。内田前監督が会見中、問題のタックルシーンを「見ていなかった」と発言したことを受けて、「試合中のビデオ、動画、写真を撮っていた観客の皆さん、前内田監督が見ているシーン、顔の向きがわかるシーンなんでも結構です。そのデータを頂きたいのですがよろしくお願いします」と情報を募りました。



 投稿したのは、負傷した選手の父親で、大阪市会議員でもある奥野康俊さん。奥野さんは会見内容を踏まえ、「前監督は一切の関与を否定。これでは宮川君(タックルをした選手)が、可哀想でなりません。酷すぎます」「指導者2人に対して、体の震えが止まりません」とコメント。また「残りの人生をかけ真剣に、とことん、この問題に向き合う覚悟」とし、現在の任期満了をもって議員からは退き、次の選挙では立候補しないことも表明しました。



 今後については、「宮川君の減刑と内田前監督、井上コーチに対する厳重処分」を求める嘆願書を出そうと考えているとのこと。奥野さんは最後に「息子は大丈夫です。たくさんの激励のメールありがとうございます」とつづり、投稿をしめくくっています。


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