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Facebook、バグで一時的に1400万人の投稿設定が意図せず「公開」に マカフィーが今後の対策を呼びかけ
バグは既に解消。マカフィーは常に公開設定に気を配るよう呼びかけています。
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Facebookで、ユーザー1400万人の設定が、当人の知らぬうちに「公開」になっていたことが各所で報じられました。これを受けて、マカフィーが事の概要と今後の対策について説明しています。
同社のブログによると、Facebookがプライバシー設定のテストを実施した際にバグが発生し、一部ユーザーの投稿設定がデフォルトで「公開」へ変更されていたとのこと。つまり、投稿時に友だちのみに公開するよう設定し直さない限りは、投稿は一般公開されていたことになります。
影響を受けたのは5月18日から27日までの投稿のみで、運営もバグの解消を確認済み。とはいえマカフィーは本件を教訓として、Webへの投稿は常に慎重であるべきとしています。
あわせて同社はセキュリティに関するアドバイスをしています。まず、SNSのプラットフォームやアプリの設定がどうなっているのか確認すること。今回は運営のミスにより設定が変更されたわけですが、普段使っているアプリの設定が安全かどうか、月に数回はチェックするよう呼びかけています。また、個人情報などが漏れないよう、シェアする内容や量を絞ることも重要だとしています。
(沓澤真二)
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