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ねぶた期間に「1時間5000円」のコインパーキング 3万円以上払った利用者も 運営元が報告

提携ホテルの利用者を優先するためと説明しています。

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 青森ねぶた祭の期間中に、市の中心部にあるコインパーキングが1時間5000円という高額な料金を設定していたとして話題になっていた件で、運営会社が3万円以上払った利用者が5人いたなど利用実態を報告しました。


コインパーキングの利用者報告

 当該の青森市安方第5駐車場(総台数15台)は、運営会社のパラカが、隣接する提携ホテル「JAL CITY青森」の利用者と一般利用者に向けて運営しているもの。ねぶた祭りの期間中は、ホテル利用者を優先するため、協議の上でホテル側が一般利用者向けに1時間5000円の料金設定を決定したと説明しています(通常料金は8〜16時が20分100円(最大700円)、16〜8時が20分200円)。

 特別料金の設定は8月2日11時から7日23時59分にかけて。7月31日から案内看板に事前告知を掲示した他、期間中は案内看板や発券機、精算機に特別料金の掲示を行ったとパラカは述べ、どのように料金案内をしていたかの写真も公開しています。


料金案内の掲示

 期間中に当該駐車場を利用したのは合計315人で、うち一般利用者は193人。ホテルJAL CITY青森では騒動を受けて駐車場利用者に5000円相当のサービス券を提供しており、このため料金が発生した利用者は76人となっています。実支払額は1万円未満が48人、1万〜3万円未満が23人、3万円超が5人。

 パラカは、今後このようなことがないように改善すると述べ、JAL CITY青森も配慮に欠けた点があったとして謝罪し、再発防止を徹底するとしています。

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