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大きなハサミと、尾に針を持つサソリ。何となく「砂漠の生物」というイメージを持っていませんか? 実はサソリの生息範囲は広く、日本にも野生の個体が存在するのだとか。
今回は、日本に生息するサソリの雑学をご紹介します。
解説
サソリには、優に1000を超える種類があり、熱帯、温帯など世界各地に分布。日本ではちょっとマイナーな生物ですが、それでも2種だけ生息しているそうです。
1つは石垣島、西表島などからなる八重山諸島に分布するヤエヤマサソリ。サソリの中では珍しい、単性生殖を行う種として知られています。全長は約4センチと小さいながらも、尾には毒針があるのですが……「毒性が非常に弱いうえに、針が人間の皮膚を貫通しない」ともいわれ、あまり危険視されていないようです。
もう1つのマダラサソリは八重山諸島、宮古列島、小笠原諸島に分布するマダラサソリ。全長5〜7センチといわれ、ヤエヤマサソリよりは大きめ。ただし、こちらも毒性は弱いといわれています。
この他、日本でサソリに遭遇する可能性として考えられるのは、例えば「輸入資材などに紛れこんだ個体が、港湾施設などで発見される」というもの。映画に出てくるような“猛毒を持つヤバいサソリ”に出会うとしたら、このようなケースかもしれません。
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