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【マンガ】むしろ、ウマいやつだろそれ! 断食中の修道士が飲んでいた「液体のパン」

俺だって飲みたい。

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 汗をかく暑い時期は、特においしいビール。実は「液体のパン」と呼ばれることがある、ということをご存じですか?

 現在の日本では“夜の楽しみ”として飲む人がほとんどかもしれませんが、海外では、食事代わりに口にする人もいたとか。今回は、そんなビールの雑学をご紹介します。

解説

 ビールが誕生したとされるのは、紀元前4000〜3000年のメソポタミア文明。飲み水が入手しにくい地域では、水分補給に役立ったといわれています。また、ビールは古代エジプトでも親しまれており、「パンを焼いてから、それをツボの中で発酵させる」という、いかにも「液体のパン」らしい製造法があったとか。

 その後、中世ヨーロッパでは修道院でビール作りが盛んになり、なんと断食期間に飲んでいたという記録が残っているといいます。というのも、「断食中に固形物を口にするのはいけないが、液体ならOK」という発想があり、カロリーが摂取できるビールが利用されていたのだそうです。

 確かにビールの原料にはパン同様、麦などが使われますから、お腹の足しになったのかもしれませんが……なんか楽しそうだなあ、その断食スタイル。

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主要参考文献


他にもある! こんな雑学

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