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ヤマハ発動機は、スポーツバイク「YZF-R3」の2019年モデルを海外で発表しました。
YZF-R3は、320ccの直列2気筒エンジンを搭載するフルカウルのスポーツバイク。2019年モデルはカウルなどのデザインを一新しており、上位車種の「YZF-R1/R6」や、二輪レース「MotoGP」で活躍するYZR-M1の要素が取り入れられています。
外観上の大きな変更点としては、2つのヘッドライトの間にMotoGPマシンをイメージしたダミーのダクトが設けられたほか、サイドカウルには空力性能を高めるウイングレットのような突起が追加されています。YZF-Rシリーズとしての共通性を高め、カラーもR1/R6の2019年モデルに準じた配色となりました。
フロントフォークは正立式から倒立式に変更され、ハンドルの取り付け位置も従来より22mm低いトップブリッジ下に移動。より前傾姿勢の強いレーシーなライディングポジションに変化しています。ヘッドライトはLED、メーターはフル液晶表示となり、装備の充実も図りました。
ヤマハのスポーツバイク「YZF-R」シリーズにおいて、排気量320ccのR3は主に欧州、兄弟車種で250ccのR25は東南アジアなどの新興国市場をターゲットにした世界戦略車と位置づけられています。日本ではR3とR25両方の現行モデルが販売されており、新型R3の投入と並び、同等の仕様を持つ新型R25の登場にも期待の声が上がっています。
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