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ユーモラスな研究などに贈られる「イグノーベル賞」。受賞するのは科学者ばかりではなく、実は約20年前、「たまごっち」の企画者らが経済学賞に輝いていることをご存じですか?
解説
初代たまごっちが発売されたのは、1996年11月。爆発的なブームが起こり、2年間で4000万個が販売されたといわれています。その人気は日本だけではなかったようで、1997年には同玩具の生みの親として知られる横井昭裕氏、真板亜紀氏がイグノーベル経済学賞を受賞しています。
受賞理由は「膨大な労働時間をバーチャルペットの飼育に費やさせた」というもの。経済学賞でこのコメントはちょっと皮肉な感じがしますが、これもまたイグノーベル賞ならではといったところでしょうか。当時は飼育要素を取り入れたゲームが珍しかったといわれており、不思議なゲームに見えたのかもしれません。
ちなみに、このたまごっちブームはわずか数年で終了。一時は生産が間に合わないほどの人気ぶりだったものの、99年には過剰在庫となり、発売元のバンダイが大赤字に陥ったとか。何というか、経済って難しいんだなあ……。
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