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「きり丸大好き!」と、きり丸が言っている不思議。なんでも「大好き」と言えば許されると思っている精神的骨格は、今になっても変わっていないように思います。
小学3年生ではじめて自分のお金で買った漫画「落第忍者乱太郎」。登場するキャラクターの中でも、特に私が惹かれたのが「きり丸」です。
戦災孤児なのに一切暗さのないきり丸に夢中になった私が、作者の尼子騒兵衛先生宛てに出したはじめてのファンレターは「きり丸の お父さん お母さんは どんな人か気になります。」というものでした。
数日後、自宅のポストをのぞいた私が見つけたのは、尼子騒兵衛先生(か編集部)から届いたファンレターの返事。きり丸の父母に関しては完全にスルーされていましたが、「一生の宝にする!」とめちゃくちゃ喜んでいたのですが――。(以下、漫画参照)
当時はそんなこと思いませんでしたが、きっと私はあのときのことをとても後悔していて、それが今でも「漫画だけは手放せない」理由になっているのだと思います。
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