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授業開始時に「起立・姿勢・礼」「正座・礼」って言ってなかった? 出身地がバレる“学校の号令”

実は地域によって違う。

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 小学校などでは、授業が始まるときに「号令」が行われるもの。どんな内容だったか覚えていますか?

 おそらく多くの人の頭に浮かぶのは「起立・礼・着席」。しかし、この号令は地域によって異なることがあり、沖縄県や鹿児島県、群馬県などではちょっと違うフレーズが使われているのだとか。

解説

 宮城県、群馬県では、「起立」と「礼」のあいだに別の言葉が挟まる「起立・注目・礼」が一般的だといわれています。鹿児島県の場合は「起立・姿勢・礼」となるのだそうです。

 また、沖縄県では「正座・礼」という号令が使われているといいます。この正座は、あの足がしびれる座り方をしなさいという指示ではなく、「姿勢を正して座りなさい」という意味なのだとか。

 なお、世代による違いも見られるらしく、教育出版のコラム(2015年)では「起立・気を付け・礼・着席」が“昔風の号令”として紹介されています。周囲の人にどういう号令が使われていたのか聞いてみると、意外な発見があるかもしれませんよ。

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