advertisement
衣類、バッグ、財布などに付いている「ジーッとスライドさせる留め具」のこと、何と呼んでいますか?
答え方は、おそらく「ファスナー」「チャック」「ジッパー」と、人によって分かれるはず。どうして、名前がいくつもあるのでしょうか。
解説
結論から言ってしまうと、チャック、ジッパーは商標が一般化したものなのだとか。
ファスナーは1891年に米国で発明され、1927年には日本国内でも、これを使った財布が製造・販売。「巾着」をもじった「チャック印」という名称が使われたことから、日本ではチャックという呼び方が定着したといわれています。
一方、ジッパーは、ファスナーを開閉するときの音を表す言葉で、米国の企業によるファスナー付きの長靴「ジッパーブーツ」から広まったといいます。この呼び方は、米国を中心に世界各地で使われているそうです。
ちなみに、一般にファスナーと呼ばれているのは「線ファスナー」のこと。本来は広く「留め具」などを意味する語で、ホックやボタンは「点ファスナー」、マジックテープは「面ファスナー」に該当するそうです。
おまけマンガ
他にもある! こんな雑学
- 「マンガで雑学」記事一覧
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 「妹は俺の娘」は法律上可能である。○か×か?
嫁は無理でも。 - どうして「10.5ポイント」? Wordのデフォルトフォントサイズが半端な数値になった理由
Microsoftのミスではありません。 - 「40−32÷2=?」この問題、解けますか?
理系にはすぐ解けて、文系には解けない、とんち問答のような問題がネットで話題に。 - 21年前のワープロ「書院」で2018年にインターネットをしたら、無間地獄に突入した
ネット機能を搭載した21年前のワープロで、2018年のネットの世界を見てみました。 - まったく読めねェ! 「山梨県にしかない漢字」が存在する
正体不明の幽霊漢字とは……。