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YouTubeは、ユーザーへ「おすすめ」として表示される動画について、コミュニティガイドラインの違反に近い動画のレコメンドを減らすことを公式ブログで発表しました。
ユーザーに対し事実を誤認させる可能性がある動画のレコメンドを減らすとして、例としてうさん臭い治療法の宣伝や、陰謀論、地球平面説を主張する動画などが挙げられています。対応策が適用される割合としてはYouTubeコンテンツ全体の1%未満とのこと。
また現在は米国内のごく一部のレコメンドに影響するのみとなっていますが、システムの正確さの向上につれて、より多くの国に広げる予定。なお、影響するのは「おすすめ」への表示のみで、関連動画や検索結果には表示される場合があり、同社はこれにより「言論の自由のためのプラットフォーム」の維持とユーザーに対する責任とをうまく両立させるだろうとしています。
YouTubeでは以前から「おすすめ」機能の品質向上を図っており、扇情的な見出しやサムネイルが付いた動画を頻繁にレコメンドしないよう、ユーザーの好みやアンケート、滞在時間を測定し、視聴ではなく満足度に重点を置くようシステムを更新。また最近では、あまりにも似たような動画がおすすめされるといった意見を参考に、幅広いトピックの中からレコメンド動画を集めているとしています。
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