本当はお互い好きなのにどちらも気付いていない――ホワイトデーを前に幼なじみの微妙な関係を描いた漫画「男の子は大変」が「尊すぎて心臓がつぶれそう」と人気です。
幼なじみの男の子にホワイトデーの買い物に付き合ってほしいと頼まれる女の子。彼は大量の義理チョコをもらったようで、そのお返しを買うために女子が好きそうで安いお店に行きたいというのです。しかし、女の子は「他の女友達もいるのにどうして私が?」と断ります。
こんなことを頼まれてみじめな気持ちになる女の子。だって、彼女が好きな人は、幼なじみの彼なのだから! 自分の好きな人が誰かにあげるプレゼントを探すなんて、付き合いたくない気持ちも分かります。なぜ自分に頼むのかと聞いた答えは「お前好きな人いるんだろ? だから安心して頼めるじゃん?」……どうやら彼女が好きなのは自分だと気付いていないようです。「ハー イミワカンナイ」と女の子が帰ろうとすると……。
男の子は早めのホワイトデーのプレゼントを女の子に渡します。突然のことに驚く女の子は「やっぱり彼のことが好き」だという気持ちを再認識。一度は断ったものの、「し…仕方ないから…付き合ってあげてもいいよ…」と買い物に付き合ってあげることに。一方男の子の方も、平静を装いながらも、女の子にプレゼントを渡せたことを内心で大喜びしていたのでした。なんだ、両思いだったのか!
男の子は、女の子の「好きな人」が自分だと気付いていないから、遠回しな口実でプレゼントを渡したのでしょうね。本当に「男の子は大変」! でも遠回しすぎて女の子に好きな気持ちを気付いてもらえていないようで……なんとももどかしい。この2人がどんなきっかけで両思いになるのか気になります!
この漫画を読んだ読者からは「ふたりともめちゃくちゃ可愛い!」「水面下で両想いが交差する……良作ありがとう」など、幼なじみのふたりのまだ始まっていない恋に尊さを感じる人が続出しています。
作者は、漫画家の二階堂幸(@nikaidooooooooo)さん。Twitterやpixivでもイラストや漫画などを公開しています。コミック『ヒメの惰飯』が発売中です。
画像提供:二階堂幸(@nikaidooooooooo)さん
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